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麺家 影武者@R171上植野菱川交差点西:こってり塩&半チャーハン
午後から乙訓方面で業務。どこで昼飯にしようか迷いあぐねつつ、オープンしたとき以来ご無沙汰していたこのお店に行ってみることにした。実に、6年ぶり。
メニュー表を見てみる。スープは「あっさり」「まいるど」「こってり」、これを「しょうゆ」か「塩」で選ぶ6種構成。このほか牛すじ赤影とかつけめんとか。
メニュー表裏面はラーメン定食セット一覧。半チャーハンセットを注文したいが、表記上の設定はない。が、もう一度メニューの表っかわを見てみると「半チャーハン 300」とあったので、こってり塩のラーメンと一緒に注文。
注文してから周囲を見渡してみると「トムヤムラーメン」とか、
冬限定「柚子塩ラーメン」とか、注文するときに見ていたメニュー表には掲載されていないメニューが掲示されている。
さらに、「とろ〜り濃厚野菜スープ」なんてのも置いてあるが、これには価格設定が書かれていない。後になってわかったが、これって自分が注文した「こってり」のスープのことを指しているようだ。トムヤムラーメンや冬限定柚子塩ラーメンは、メニュー表から視線を外し、店内を見まわさないと見つけられない。眼前にあるスープの紹介はあたかもレギュラーメニューとは別の特別なメニューを紹介しているように見えてしまう...というあたり、例えば複数あるメニュー表をカードリングでひとまとめにし、客の視線に集約したほうがいいんじゃなかろうか。
やがてやってきたこってり(濃厚野菜スープ)の塩。デフォルトですりゴマがふりかかる。
スープはドロッとした感でなるほど濃厚。スペックによれば「豚ガラ二種・鶏ガラ二種・魚介と八種の野菜を煮込み、出汁を効かせて塩分と脂はおさえた」という、複雑なスープ。味わってみると、ほんのり魚介を感じるが、味わい・香りともにあんまり主張して来ない。「体に優しい」ことを重視した結果か?チャーシューは頑張っていて、炙ったような厚切り豚バラとレアな肩ロースの二種をデフォルトで載せ、いずれも結構美味い。が、メンマは既製品の味付けのものをそのままかしらん?という感じ。麺は低加水細めストレートで6年前のデビュー時とは全く違う印象。
半チャーハンは玉子・ニク・ネギの具材の絡まり具合よろしく、油っこくなく、丁寧な感じ。ホクッと美味い。
...久しぶりに行ってみたら、6年の間のいろんな変化を見ることができた。カウンター席から厨房の様子を見ることのできない作りになっているのが残念。オープンした頃は朝6時から21時までの通し営業だったが、今は昼11:30〜の一般的な営業形態となっている。せっかくおもしろそうな限定メニューがあるのだからメニューによりアピールしてみるとか、店外の色褪せたメニュー表を新しいのに替えて陳腐化を避けるとかは、さほどお金かけなくてもできそう。
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