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NO-NAME@無鉄砲京都本店駐車場特設屋台:天草大王の地鶏ラーメン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/6a/f93e9300c11f255e3b3187a09b88d05a.jpg)
「やっぱり、行こう。」
そう決めたのはこの日の午後。幸い、職場のスタッフたちに直接的な迷惑をかけずに済むタイミングでもあったので、思い切って2時間の休みをもらってこの日の仕事を切り上げた。
そして、無鉄砲京都本店に向かう途中、井手町から木津川市山城町あたりでものすんごい通り雨。先日の「豚の骨」における今回のNO-NAME開催告知によれば「雨天中止」となっていたので、もしかしたら今日はダメかなぁ....とか思いながら、まあ、それならそれで雨天中止となった状態を記録に残しておくのも自分の役目(なんで?)と、雨を気にせず向かうことにした。
15:20、現地着。
幸い、駐車場はまだ余裕があって、無事クルマを駐めることができた。先に来ていたお客さん(見知らぬ方)に、ご挨拶しながら並び方等についてどうしたらいいのかについて情報を探ると、この日は整理券方式でやるそうで、本店のログハウス店舗に行って、ヤスくんから整理券をもらってくるのがついて最初にやることだとのこと。そこで、携えてきた折りたたみ椅子は一旦クルマにしまって、本店店舗へ。
いつもは外待ち客で賑わう本店待合スペース。この日のこの時間、さすがに待つ人は、いない。
扉の傍に、20周年を祝うでっかい胡蝶蘭が。送り主は...あー、仙度さんね。
ってことで、この時間に着いて、14番目をゲット。1番手、2番手の人たちは、この日、朝からやってきていたそうだ。(いずれも、かねてから交流のあるお友達でしたwww)
で、ココからおおよそ2時間半を待つことになるわけだが、一人だと、まあ、スマホ弄り倒して退屈しのぎの時間となるのが一般的だが、仲間が居れば、こういう時間はあっという間の楽しい時間となるもので、結局立ちっぱなしではあったのだけれど、ココに書き残しておくのはちょっと憚られるような情報を多数含んでの超濃密なラヲタ談義を楽しみつつ、開店の時間を迎える。みんな、きっかけはネットを通じて知りあった方ではあるが、あっちのお店でこっちのお店でお会いして、はたまたオフ会で酒酌み交わしたりして、とかいうコミュニティが出来てくると「行列を待つ時間」は「辛い」というよりむしろ逆で「楽しい」時間になってくるものなんですね。
そんなワケで、今回は「新たなお店」を観察する時間が十分にあることを生かして、ラーメン無鉄砲CEO赤迫氏(=シゲちゃん)が、このたびというか、今後というか、新たに取り組もうとしている屋台システムを観察してみる。僕の中で手掛かりとなるのは、先日の「豚の骨」のとき、「ごちそーさん、ありがとう」の後の、アフタートークでメグたんが語っていたこと。「やがては、日本全国あらゆる所に行って、屋台での営業をしたい(と、シゲちゃんがそう考えている)」という、創業20周年を経ての、今後の展開プラン。シゲちゃんはそのために、あらためて牽引免許を取得したという。(&「人に叱られる」という経験を、風来軒修行時代以降、久しぶりにしたそうな。)
そんな牽引車=トレーラー1号車。逆光で写りの悪い画像だが、こちらを「キッチンカー」を称するすることにしようか。昭和の鉄ヲタ的に言えば車台番号(記号)に「シ」の付く車両の、厨房部分に特化したのがこの車両。当然、車両自体に動力と運転台を持たず、動力車による牽引に依ってのみ移動を可能とする車体である。この日の仮設屋台ではプロパンガスのボンベが三本据え付けられていた。
その厨房車内部。二連の換気扇。茹で麺器は8個のテボを同時に突っ込める仕様。スープに係る設えには寸胴でなく二連の羽釜を持ってくるのは、やはりムテ仕様。
ラーメン鉢は、基本的に使い捨て発泡スチロールのものを想定。現実的に考えれば、まあ、そりゃそだろ。
一方、もうひとつの牽引車がコチラ。アルミ?ステンレス?ジュラルミン?独特の曲面が特徴的でレトロ感に満ちたキャンピングカー。これに家庭用エアコンをプラス。(室外機が見えますね)
別方向から撮ってみた。ルーフからサイド&バックの曲線美がなんともイイ。
居住スペースとしては、この曲線は扱いにくいものだが、「オシャレな造形」って、こういう部分に現れたりするものかも。まったくインダストリアルデザインにおける直線と曲線の使い方は、その時代を象徴したりしつつ、回帰することで新しい流れも生むものかもしれない。 なにはさておき、こんなキャンピングカーを牽引しながら気ままにキャンプ生活ができたら...イイなぁ...。
やがて、キッチンカーの方に新しいノレンがかかる。この日のみの仮設屋台営業というのであれば、ここまで本格的な設えはしなかっただろう。こないだの「豚の骨」の日に、メグたんから聞いたことはこのような形で実現しようということなんだろな。
今回、一番の関心事は無鉄砲の赤迫氏が、豚骨でなく、鶏でラーメンをつくるということ。まあ、清湯は絶対にないと思っていたが、果たして、どうか?
また、トリといっても天草大王というブランド地鶏。聞こえてくるところでは、無鉄砲の豚骨スープよろしく天草大王のガラと水だけのスープで使用し、そのガラは、150kg以上。 ラーメン一杯あたり1kg以上は使っているだろうというフレコミ。
地鶏自体の流通量から考えても、決して大量生産はできないラーメンであろう。
18:00。いよいよ開店のアナウンス。シゲちゃんもヤスくんも、笑顔でいいね。
アウトドアのお冷コーナー。ジャグとコップは「日本めん」の木製麺箱に。今回の麺、日本めんのじゃないけど、まあ、ええやん。
そして、コレが今回の「天草大王の地鶏ラーメン」鶏胸肉とハラミトッピング追加バージョン。やっぱり、清湯ではなく、鶏白湯でキタ。(まあ、そりゃそうだろう)
「味の名門」のスタミナこってりみたいな感じになるんだろうか???と脳内で勝手にイメージしていた今回のスープ。確かに鶏と水だけで煮出したところに少々の塩ダレで味を整えて...と、作りとしては極めてシンプルな構成。で、その味は、平群の鳥喜久でがっつく天草大王のモモ焼きの、あの独特のウンまい味をまんま「液化」した素晴らしい味わい。やっぱり、並んでヨカッタ。食べに来て、ヨカッタ。口の周りにまとわりつく、高粘度鶏白湯のペトペトした感じを楽しみつつ啜る「◯無製麺」製ストレート中細麺のしっかりした啜り込み感上々。ほんのりブラックペッパー、ムテ系には初?の刻み玉ネギ、
サクりとした胸肉、ぐにょぐにょ弾力感のハラミ、
途中から絞って、爽やかな酸味プラスのレモン。想像以上の面白ラーメン。
しかし、天草大王自体の流通量や、自分のような素人が考えもつかないような諸要素から、今回のラーメン=今後全国で提供するラーメン、ということでは、きっとないだろう。それはそれとして、楽しく味わわせていただいた今回の初キャンカー屋台。
https://twitter.com/i/web/status/1013751837399191552
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