通潤用水 小笹円形分水@上益城郡山都町小笹【2022九州へ#9】

大津町で文化ラーメンに訪れた後、このままこの日の宿に向かうには少し早かったのでちょっと道草。
江戸時代に建設され、今も農業用水として利用されている。この通潤用水の一部である「通潤橋」は2006年に九州を旅した時に一度訪れており、その時に円形分水もチラッと見た記録が残っていた。一度見に来ているのに、すっかりそのことを忘れてしまっている…。
「分水」にはいくつかの方法があり、例えば横に流れる一本の水路をあるところから三等分(それは「背割分水工」という)すれば、素人目にはそれで済むように思うが、それだと流れの早い部分とそうでない部分が生じてしまい、公平な分水ができないらしい。




そんな「背割分水工」の欠点を補う分水工がこの「円形分水工」なのだそうな。確かにコレだと、その公平性が「誰の目にも明らか」なので、水争いの解消にも役立つのだそうな。
ところで、この「円形分水工」、九州にしかないものだと勝手に思い込んでいたのだが、その実、日本全国至る所にあるらしく、後から調べてみたらこんなサイトを見つけた。

 
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