拳ラーメン@梅小路公園前:突発限定_出汁系 ずわい蟹ラーメン&ウニごはん

この日、実はどこに行こうか迷っていたのだ。
で、朝からなにかいい情報が無いかとネット上を漁っていると、こんな記事が。
なんと、先日11月23日(祝)の夜に提供されたのは知っていたが、行けずに諦めていたあのメニューがこの日再販されるという。

さらにツイッター上では山内店主のこんなツイートが。
もう、いてもたってもいられなくて、急いで梅小路公園前に駆けつける。開店30分前に現地到着。きっと外待ちの行列がワンサとできているんだろうと思いきや...運良くポールポジションを獲得。

ってなわけで、開店時間となり、席に案内していただくと早々に他のメニュ-には目もくれず、本日昼の限定を注文。結構なお値段だが、ソレはやはり価格相応の中身があってのことだろう。プラス350円...セコいハナシでアレだが、一期一会のメニューだ。ええいウニごはんもいっとけー!と、セットで注文。



あ、因みに今月のレギュラーメニューはこんなのでした。..って、11月ももうすぐおしまいだけど。月替わりの限定メニューにはあの時の「まごころ味噌」を引き続き使っているようだ。

待つことしばし、待望の本日昼の突発限定が目の前に現れる。おお、なんとも美しい盛りつけだこと。「ウニごはんは、ラーメンのスープをかけてお召し上がりください」とのこと。

タイトル通りにふんだんに盛られたズワイガニの身、その上から刻んだ茗荷、彩りの春菊、柔らかい穂先メンマに、透明な春雨みたいなのはいったい何?...あ、フカヒレ?

麺は切刃番手18番程度のストレート細麺。ネット上に見ることの出来る11月23日夜バージョンの画像と見比べると、この日の麺は全粒粉の含有率が高いように見える。麺自体が特別に主張するタイプではないが、スープとともに啜り込んで、スルスルっと平らげてしまえるタイプ。そのスープは店主のツイート上での予告通りにカニミソのあの独特の旨味に満ちている。
このラーメン、動物系の出汁とアブラ分は一切含まれていない。
美味いか、そうでないか、でいえば「とても美味い」。が、それはラーメンとして「美味い」というより、コレからの季節に丹後の民宿で舌鼓をうつ新鮮な魚介をふんだんに用いた日本料理として「とても美味い」という感じ。


食べ始めてから中盤あたりにさしかかった頃、「どうぞ!」と追加される形でトレーに置かれたレアチャーシュー。23日バージョンを食べたお客の感想や要望から別皿提供の判断をしたのだろう。何もつけずにそのままに、また一部はスープに浸してみて、しっとりとした肉質の良さを堪能。こりゃ、たまらん!

そして、ウニごはんである。「ウニ丼」じゃなくて「ウニごはん」なんだからウニの量に文句を言うもんではない(笑)。それにしても見るからに新鮮そうなウニ。


これにズワイガニのミソの風味に満ちたラーメンスープの残りをかけていただく。
濃厚なウニの旨味に蟹味噌のスープが渾然一体となったところにミツバの爽やかさが駆け抜けていく...
確かに、が指摘しているようにアツアツごはんではないが、さりとて完全に冷えてしまっている、という訳でもないので、コレはコレでとても美味しくいただいた。
今回の突発限定、前述のとおりに「ラーメン」的な味わいとはちょっと違う方向性の、海鮮をふんだんに用いた和風料理的方向性での美味さだったが、コレは「ラーメン」的な味わいを提供するウデは当然ながらしっかり持っている山内店主の多彩な引出しの一つであり、今回はとくにお店のすぐに西にある京都中央卸売市場にかかわる人たちと店主のコネクションが開花した結果であろう。こんなふうにお客を楽しませてくれるラーメン店は、そう滅多にあるものでは、ない。



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【拳ラーメン】
 公式ブログ(限定麺等の情報あり。要チェック。)
 11:30~14:30 18:00~22:00
 水曜日定休
 075-351-3608
 京都市左京区朱雀正会町1-16
 P:なし(近隣にコインパーキング等あり)


拳ラーメンラーメン / 丹波口駅

昼総合点★★★★★ 5.0

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