らーめん亭 楽呑亭 日向＠甲賀市甲南町：ゆず香る冷やしらーめん

先日、テツザンコウに行った時にも話題にしたが、滋賀のフリーペーパー”Pop Lead"Vol.77で特集されている記事に誘われ甲賀市甲南町のコチラへ。２年前の初訪より、二度目になる。

以前から、昼はラーメン店、夜は居酒屋の二毛作営業だったが、このところ昼のラーメンが好調なのか、水口の方にラーメンを出す２号店を開店させたり、いつの間にやら食券販売機が置かれるようになってたり、前回来た時のイメージより違う雰囲気になっていた。

今回の狙いは夏季限定の「ゆず香る冷やしらーめん」。水口の２号店では「鶏とトマトの冷やし和え麺」というのをやってるが、雑誌に載ってる写真を見て、なんとなくコッチのほうが良さげに思えたので、という理由。

しばし待つのちやって来た注文の品。メンマ、少々の小口切りネギ、けっこう多めのキクラゲ、半熟煮玉子、チャーシューではなく、ソテーした豚バラ肉にブラックペッパーを振りかけて冷やしたもの、その上に凍った状態の柚子皮。

スープは、ゼラチン質的なトロみのある冷製。口にしてみると、一定の旨味は感じるが、動物系でもない、魚介系でもない、具体的な素材が思い浮かんでこない味。んん？なんだろ？？と思いながら食べ進める。細めのストレート麺はきゅっと冷水で締めてあって、それ相応のなかなかの食感、ノドごし、コレは秀逸。「ゆず香る」のタイトルロールたる柚子皮は冷製豚バラ肉の上に凍ったままに置かれている。その結果、タイトルのように香り立ちはしない。実際食べてみると、むしろ柚子皮の苦いところが強調されてしまうのはなんとも残念。お店を出るとき、スープの柱について尋ねると、「あ、えーと、鶏です...。」と教えていただいた。が、鶏の旨味が前に来るってように感じ取れなかったのは残念。
柚子をこの季節に用いるのも、ちょっとムリがあるかなぁ...と実感。

 

らーめん亭 楽呑亭 日向 （ラーメン / 甲南駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0