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居酒屋 輝(てる)@仲多度郡琴平町
がもううどんを出てから、午後はちょっと、うどん以外に見ておきたいあるものがあって、とある所でかなりの時間を過ごす。そして夕刻にはこの日の宿「琴参閣」にチェックイン。夕食なし朝食付きプランだったため、この日の夜は宿の近所の居酒屋さんを予約して食べに行こうと考え、宿から何軒か予約の電話をしてみるのだけど、どこも既に満員。やがてようやく予約が取れたのが「輝」という居酒屋さん。で、行ってみた。宿からは歩いて4分程度。
途中、金倉川畔のエモい風景。
目指すお店の角にあったのは、なんとソープランド。滋賀に住んでいると、この手の業界はJR湖西線沿線のあの辺りの一角のように、なんだかテーマパークみたいな感じで密集してあるものと思い込んでしまいがちだが、この辺では川沿いのなんでもない住宅街に突如あったりする。これがワタシには意外すぎる光景だった。
そして目指す居酒屋さんは、そのソープランドの隣だった。
とにかく腹が減ったしビールも飲みたい。それでは入ってみよう。
店内、カウンター席に常連のお客さんが三人。話題は田植えの時期についてのようで、常連客Aは酔った勢いでか、常連客Bに一方的にお説教。常連客Bはそのお説教に反論するでもなく、さりとて常連客Aの主張に共感的態度をとるわけでもなく、なんだか永遠の平行線的論議が続いていた。そんな中、三人の常連さんのすぐ右隣の席に、アウェイ感満点で恐る恐る着席。店内、二人の女性が切り盛りされていて、なかなか家庭的な雰囲気ではあった。
メニュー表はこんな感じ。おお、ラーメンもあるのか。後から注文してみるか、と、最初はそう思っていた。
で、焼き鳥を四本注文し、生ビールをいただく。
カウンターには、メニュー表に書かれていないおばんざいの数々。だが、田植えの時期で議論(説教?)白熱中の常連客様に遠慮して、向こうの方は見に行かず、端っこの席でじっとしてた。
けれど好都合なことに目の前にはおでんがあったので、コレを注文。
大根・こんにゃく・卵を注文したら、レンチンして出してくださった。いずれも出汁がしゅんでて、なかなかのお味。
そうこうするうち、一方的説教をまくし立てていた常連客Aは、何杯目かわからないジョッキの生ビールを半分ほど飲み残したまま、突如「ほな、帰るわぁ〜。」と言い残して、支払いもせずに店を去っていった。...どうやらこのお店、常連客にはツケがきくらしい。今時、そんなお店もあるんだなぁ...。
で、ワタシの左隣の席に残った常連客Bは、そのまま無言でテレビを眺め、隣にいるワタシに無言のバリアを張りながら、黙ってビールをチビチビ呑んだ。「男は黙ってサッポロビール」を地で行く感じで。(あ、でもこのお店の生ビールはアサヒだった)
15分ほどして、やがて出来上がってきた焼き鳥。注文後に串を打ち、丁寧に焼き上げられたもの。焼き加減絶妙にして、肉の味豊か。なかなか美味しい。このお店、料理に関しては間違いない。そう感じた。
しかし、唯一にして最大の難点は、喫煙天国なこと。常連客ABCの三人は、アウェイの私たちをなんら気にすることなく、至近距離でタバコを吸う。それが長年このお店でのアタリマエなのだろう。当然、まさか喫煙天国だとは思っていなかった私たちにはたまったものではなかった。お店の方も、入店した瞬間にたちまちそのことを察知された様子だった。目の前にあった招き猫も、ここにやってきた時にはきっと真っ白であったろうに、今はこびりついたヤニで琥珀色になっている。この姿がこのお店のタバコ事情を端的にあらわしているようなもんだ。
結局、おでんと焼き鳥を生ビール一杯で流し込み、滞在時間約25分で早々に退散。ああ、禁煙でさえあれば、もっとゆっくり過ごしただろうに。
輝 (焼き鳥 / 琴電琴平駅、琴平駅、榎井駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.0
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