麺屋Somie's(ソミーズ)@福知山駅前:ブラウンシュガー&煮干しの塩

この日、中丹方面にドライブに。
滋賀からと名神→大山崎ジャンクション→京都縦貫と行けば、昔みたいに信号だらけ&いつも渋滞気味な五条通を通ることなく、スッと向かうことが出来る。停止することもなく、燃費も良くなる。便利になったもんだ。で、2時間未満で昼食としての目的地、ソミーズ着。
土日祝日は、お店向かいの空き地、通称「じゃりじゃり広場」が駐車スペースとして使えて、まっこと便利。
近年、某口コミ投稿サイトの「ラーメン百名店」として紹介されたりするようになって、店先には外待ち客の行列が。まあ、急ぐこともないので、列に並んでしばし過ごす。
この日、限定としてかなり気合の入った冷やしメニューもあることは事前に確認していたが、体が冷やしを欲するほどの暑さではないので、温かいラーメンを選ぶことにした。けど、どれにしよう...どれも、キニナル。
 
 
券売機には「おすすめ」として、「煮干し 塩or醤油」と、「とりとん」がある。先日のモリンとこの鶏白湯以来、ぽてっと濃醇な動物出汁のスープが味わってみたく、
自分は「とりとん」を、同行者は「煮干しの塩」を、加えて後から煮干しの塩を味わうために「和え玉」を追加。
が、どうにも「とりとん」と同価格の「ブラウンシュガー」が、気になる。なんやねん?ラーメンのメニューに「シュガー」って。フツウ、ありえへんやろ....。大将、何考えとんねん???
食券買って、さらにしばし待つ後、席に通していただく。座ったところは...奇しくもKodak看板前、MAC TOOLSの木製クリーパー席。前回訪れたときと全く同じ席。
さらにしばし待つ後、やがて出来上がって持ってきていただいたのは同行者注文の「煮干しの塩」。
麺とスープのみの器の、なんと美しい。具材別皿で提供されるお店は、中丹・丹後の方では今の所ソミーズだけではなかろうか。やはり、スープの特質、麺の特質が、具材の影響を受けるところなく味わうことが出来るのでありがたい(って、同行者注文で自分が食べるわけでもないのだが)。
で、ちょっと味見させてもらうと...うわっ!なんだかいきなり海に放り込まれたような野趣に富んだ煮干しの味わい。エグみさえも味方につけて、もうグイグイと押しまくってくるニボニボニボニボ!!凄い。
 そして、別皿の具材がコレ。厚切りの鶏ムネ肉チャーシュー、豚レアチャシュー、ソミーズオリジナルテイストメンマ、ネギ。コレをアテにしてビールでも飲んでみたいねぇ...。
さらに、ヲココロヅカイをいただいて、スペシャルトッピの鴨ロース。恐れ入ります。ありがとうございます。
つづいて、「とりとん」の食券を購入するも、結局メニュー変更で出していただいた「ブラウンシュガー」。まあ、見た目には濃厚豚骨魚介。
ところがだ。いざ食べてみると、タイトルの通り、笑いたくなるほどにアンマーウンマー!
スープにタイトル通りのブラウンシュガー(=三温糖?)と魚粉を加えて仕上げるというから、まあ、そういう結果になるとはいえ、このインパクトを商品化してしまうのは大胆にして魅力的ではあるまいか。
麺にまとわりつく、かなり濃醇なスープ。魚粉の魚介テイストを含みつつ、動物系のドシッとした味わいも含みつつ、それでいて、甘い。これまでに、体験したことのない、甘み。甘いスープといえば(長年味わっていないが)一乗寺天天有本店のあの鶏主体のスープを想起するが、あのスープの甘味を遥かに凌駕しながら甘くも素敵に味わえる。コレは面白い!もちろん、スープだけでなく、麺の特質、具材の面白さも手応え(クチ応え)満点。

このあとさらに「和え玉」に同行者の煮干しの塩のスープを注いで味わってみた。
お店のオペレーションの関係か、煮干しと塩と同時にこの和え玉も持ってきていただいたので、実際に食べるときにはちょっと時間が立ってしまった結果、麺同士がくっついてかたまってしまったり...というのはあったにせよ、元から、海に放り込まれたような強烈なインパクトの煮干し感に加え、更に煮干し粉を追加され、ニボ感更にブースト。確かめたわけだはないが和え麺の麺は全粒粉麺ぽい色合いと風味。
このお店、訪ねる度に、強烈な個性を発揮していることをひしひしと感じる。だから、きっと、またリピートする。食べに行くこと自体が、とても楽しいから。

麺屋 Somie'sラーメン / 福知山駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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