煮干しらあめん じんべえ@草津市笠山5丁目:こってり&あっさり煮干しらあめん唐揚げセット

かつて、この場所が「つけ麺専門店 二天一流」だった頃、一度だけ食べに来たことがあった。その記憶は残っているのだが、それがいつだったかが思い出せない。で、過去画像のバックアップを漁ってみると...あった。2015年1月25日のことだったようだ。撮った画像に残るタイムスタンプで、ほぼ忘れかけていた記憶を蘇らせることができるのはスゴイことだ。...もちろん、その前に記録として残しておいてこそ、ではあるが。

で、コレが当時の画像。あの頃、個人的な事情でこのブログに書いて残しておくことをかなり疎かにしていたこともあるが、ソレ以上に、「超極太麺と魚介と豚骨を合わせた二刀流の超絶濃厚スープが売り」というフレコミにしてはあまりにも中身が違っていてちょっと書けないなぁ...というのが正直な印象だったのが、あん時の記憶。

そんな自分の個人的な印象は別として、このお店、今年の五月に一旦閉店し、さる7月1日にリニューアルオープンした。
HPを見れば 同じ場所で、違う店主が違う名の店を始めたのでなく、同じ場所で、同じ店主が違う名で店を始めたようだ。

となれば、実際に行って食べてみないとなんとも言えない。すでに、周囲のヲタ共からは「前とは、ずいぶん、違う」という反応を複数得ているところでもあった。

 リニューアル前には、確か、なかった券売機。大きな白いボタンが主力の四種。

自分は「こってり煮干らあめん」&「唐揚げセット」を、同行者は「あっさり煮干らあめん」を選択。着席したテーブル席の背後には、「当店のこだわり「魚と小麦」にこだわり、動物系スープ不使用、国産小麦を使用した最高の一杯を追求しました。産地まで足を運び厳選した境港産の片口イワシ、伊吹イリコや焼きアゴ等を中心に数種類の煮干しを惜しみなく使用した出汁を、最高級国産小麦 はるゆたか、春よ恋など国産小麦を使用し、味や香りをしっかり感じて頂ける様、自家製麺にて仕上げました。当店自慢の「魚と小麦」是非、御賞味下さい。店主 大山利通」とある。

先に同行者注文の「あっさり」の方。確かに、二天一流の頃とはビジュアルからして違う。ちゃんとニボっとしたカホリも漂って来る。確かに、変わった。いい方向に。

そして自分が注文の「こってり」。それも、能書き通りに動物系不使用の、煮干し等海系和風素材のみで作り上げた、こってり。コレは、凄い。

煮干し系素材を煮詰めてこうした鈍い色合いに仕上げたスープを「セメント系」と呼んだりすることもあるそうだが、まさにソレ。湖国初の「セメント系」ではなかろうか。自家製の細めストレート麺のパツンとしたカタい主張は素晴らしい。具材の配置は「あっさり」と共通仕様にして、彩り鮮やかに盛り付けるよう意識しているとともに、タマネギや岩海苔がスープの味わいへのアクセントに貢献している。それとともに強烈な煮干しテイストの中にはトッピングの柚子皮以上にスープ成分の中にもなにやら柚子感があって、柚子皮トッピングも含めて、あれこれやりすぎてしまっている様にも感じる。また、ピンク色のレアチャーシューもそれ自体はいいんだけど、薄くスライスしたものを丸めて乗っけた結果を口にしてみれば、なにやらナマの細切れ肉をナマのままで食べている様な食感になってしまうのは惜しいところ。一番気になったのは、食べ終わった後、お店を出てからもかなり長く口の中に残る後味。コレは煮干しの強さゆえなのか?。このいつまでも後味引かない成分とか柚子分とか、引き算すればいいのに、とは思ったが、今回のリニューアルが、確実に「前とは違う」印象に結びついていることは確実。

 セットのカラーゲ。ニンニク効いててちょっと塩っぱい味付け。ゴハン、進みます。

 

煮干らあめん じんべえラーメン / 南草津駅瀬田駅

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