SHABATON（しゃばとん）＠奈良市六条町：あっさり中華そば

昨年10月23日の「豚そば」、11月21日の「豚つけ麺（現在は販売休止中）」、12月28日の「豚まぜそば」＆「自家製餃子」に引き続き、今回４度目の訪問となる。（なんだかんだで、ほぼ月イチで訪れていたりする。）

たしかこの前まで、ノレンをくぐってスグ左にあった券売機が、この日は右側に移設されていた。お客の動線を考えた結果だろう。このように置くと、なるほど厨房や製麺室から券売機の前にたつお客の様子はよく見えるだろうしお客さんが何かに迷っていたりしたら、より素早く対応できるであろう。

今回の目的は「あっさり中華そば」。
注文時に店員さんから細麺か太麺か、麺のチョイスをたずねられるので、太麺でお願いした。
SHABATON新規開店時からのレギュラーメニューだが、発売当初は「ややしょっぱい」とか「しょっぱなからいきなり生姜風味全開」とかいう評判を見聞きすることが多かったが、このお店の他の商品と同様に研究を重ねた結果、最近ニューバージョンとしてビッグマイナーチェンジを行ったようだ。

で、出てきた太麺バージョンのあっさり中華そば。この時初めて実物をまじまじと見たが、かなりトンコツティックなルックス。やっぱりスープのナカミをずいぶんと変えたのだろう。

具には海苔、ナルト、薄くスライス（といっても程々で、極端な薄さではない）されたチャーシュー、ちょっと細めのメンマ。他のメニューでは豚肉とヤサイの存在感を押してくるSHABATONだが、このメニューではあくあでタイトルどおりの中庸を狙っているようだ。

で、味わってみる。SHABATONでは、無鉄砲とは違って、豚骨よりも豚肉または豚足のダシがメインと聞いていたが、これは明らかに豚骨ダシだ。
そのダシ自体は結構濃密ながら脂分は極めて少なく深い旨みがある。そこに魚ダシもしっかりと効いていて、それでいて実にアッサリしていて非常に美味い。もちろん、その味は木津本店やがむしゃらの豚骨とは全く別物である。そして、最初の頃によく云われていた「しょっぱさ」や「生姜風味の突出」というネガティブな要素は全く感じられなかった。
太麺でいただくと、どちらかというと優しい味わいアッサリとしたスープに合わせているためか、「豚そば」や「豚まぜそば」よりも明確に麺の特質を感じ取る事ができる。

平らげたあと、鉢の底にはかなりの骨粉が残る。やっぱりコレ、トンコツでしょう。このスープでなら、細麺の方もゼヒ味わってみたいところだ。

---

にほんブログ村 ←　ランキング参加実験中。ワンクリックのご協力をゼヒ！

【SHABATON（しゃばとん）】
ラーメン無鉄砲公式HP
11:00~15:00  18:00~23:00
月曜日定休
0742-36-2700
 奈良県奈良市六条町124-1

しゃばとん （ラーメン / 西ノ京駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5