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幸楽苑 京都山科店@山科区大塚野溝町:あっさり中華そば中華丼セット
山科にて所用ののち、午後のちょっと遅い時間になり、さてどこでお昼にしようと思ったのがこの店の前だったので、寄ってみることにした。
実は、数年前に久御山の支店で、今はメニュー落ちした290円の中華そばを食べてみたことがあった。(このブログには書き残してないが。)
当時の紙のようなチャーシューとケミカルなスープに、わざわざコレを求めて再び食べに行く必要はないと思ったもんだった。
そんなかつての看板メニューだった290円中華そばを幸楽苑が廃止したのは、一口で説明しきれないような、いろんな理由があってのことだろうが、ともあれ、あの後どんな風になっているのかを見てみたいという好奇心もあった。
テーブルの一番目立つところに「京都山科店 限定」中華丼セットのメニューが。中華丼なら加温野菜が少し取れるか?とか普段思わないようなことがなぜか頭をよぎり「あっさり中華そば」とのセットで注文。半チャーハンとのセットの方が安かったことに後になって気づいたが、まあいいか。ってことにしておいた。
その「あっさり中華そば」、単品だと390円。かつての看板商品とは100円差だが、それでも一杯のラーメンとしては非常に安いのではなかろうか。その100円差で、かつての紙のように薄く食べていることが悲しくなるようなチャーシューとは違い、それなりのちゃんとしたチャーシューになり、三つ葉がけっこういい感じのアクセントになり、麺もかつてはこんなのだったけかな?わりと真っ当なもっちりとした中太平打ち麺。スープの出汁が云々とか、そんなところまで期待するほどではないだろうけど、この値段だったらまあエエやん。と、かつて久御山の店で290円中華そばを食べた時の感想とは随分違ったものだった。それはそうと、幸楽苑って、そもそもは喜多方ラーメンがそのルーツなんですよね。ところがお店に訪れてみたら、喜多方のキの字も見当たらない。これはむしろ、全国的に展開するにあたりもはや「喜多方」というキーワードは外して広報したほうがいいだろうという判断がどこかでなされていることの証左なのかな?という気もした。
一方、セットの中華丼。「あっさり中華そば」と同様に、これも単品だと390円。ちなみに「餃子の王将」の「中華飯」は460円であることを思えば、幸楽苑のコストパフォーマンスは高い。
それにしても中華丼というやつは、どこか地味だ。
ラーメンやうどん、そばなら、とことんこだわるマニアがいるし、好事家のブログやHPはネットが普及したことからあるものだが、中華丼は、どうか?
中華丼マニアの中華丼専門ブログとかってあるのか???
あるいは、食べログの全国中華丼ランキングとかって、あるか???
逆に、あんかけで野菜豚肉海鮮たっぷし八宝菜にご飯とともにいただくあの中華丼、アレだけはどうしても許せない!という人もいない気がする。 ま、いてもいいけど。
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