永井式製麺機 整備編#1(分解)

ネットオークションで落札し、先日届いた永井式製麺機。
さあ、気合を入れてレストアに取り掛かる。

屋外の自然光で見ると、そのサビ具合は一層明確。
長年使われることなく放置されていた様子がありありと。
そうと承知で落札したのだけど。

とりあえず、分解できそうなところはとことん分解してみる。錆と軋みは思った以上に頑固。食べ物を扱う機械と承知してはいるが、完全分解掃除が先決と判断し、CRC556をはじめ、バイクのメンテナンス用油脂類と工具を動員。

いつのまにか、バール(釘抜き)まで出動させていた。それにしても、はたしてコレを製麺に使う道具として再生できるのか?と不安がよぎり出す。

そもそもの構造がわからないため、分解を進める度に、復元時のためにその姿をスマホで撮りつつ、なんとかローラー部の分解が完了。ここから、切刃部分をどうやって取り外すか?パズルを解くような感じ。

あれこれ観察しながら、切刃部分を本体から外すことができた。
が、この芯棒と切刃はどういう仕組で連結しているのか???
分解を慎重に進めると同時に、徐々にその仕組を理解する。

かなりの時間をかけ、全部品単位の分解完了。
プラスティックは皆無にして、鋳物と真鍮と木製の部品がごく当たり前みたいに同居している。そのさまはいかにも昭和30年代のあの頃の製品だということを、ひしひしと感じさせてくれる。(=結構楽しんでる)

さて次は、どう汚れを落とし、可動部をナメラカに動くようにするか。だ。
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