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煮干中華そば〇〇@山科駅前:限定まぼちゅ〜&鰹鶏つけ麺(並)

「煮干し中華そば○○」は、2018年の9月13日に滋賀県草津市のエイスクエアの近く、草津エストピアホテルの真向かいに開業したが、2020年1月末にひっそりの店を畳んでしまった。あぁ、ロバートが作ってくれるラーメンがまた食べられなくなるなぁ…と思っていたら、同年の4月2日より草津市西大路町の「民衆酒場まるこう」で間借り営業を開始したので二度ばかり食べに行った。ところが同年9月27日には「民衆酒場まるこう」自体が閉店してしまうことに伴い、またまた店仕舞いを余儀なくされてしまった。そしてこの度、2020年12月3日に再オープンしたのは意外にも山科でだった。山科駅前に「居酒屋じぇいむす」というお店がある。居酒屋自体は現在休業中だが、この店舗に間借りする形で営業を開始した。それまでの間に紆余曲折がいろいろあったようだが、ともあれまたコレでロバートが作ってくれるラーメンが味わえるようになったことは単純に喜ばしいことである。

お店に近づいてみると、かつて草津エストピアホテル前のテナントで、また「民衆酒場まるこう」で見かけた暖簾が。

店内に入ると、これまた従前の店舗にあった券売機が。

限定メニューも精力的に出しているようで、この日は例の「まぼちゅー」(「幻の中華そば」の省略形)の一口ごはん付きだそうで、

私は迷わず限定麺Bボタンでその「まぼちゅー」を、同行者は鰹鶏つけ麺(並)を選んだ。

先に出来上がってきたのは鰹鶏つけ麺。麺の器にストレート太麺に豚バラチャーシュー、ロバートの仕事ならではのメンマ。つけ汁は、ぽってりとした粘度感の豊かな濃厚鶏白湯に豚背脂をブレンドしたとびっきりのヤツ。冷水で締めた麺をくぐらせて啜り続けると、つけ汁はどうしても冷めていってしまうが、店内には温め直し用電子レンジもキチンと備わっている。

そしてこの日の限定麺「まぼちゅー」。このメニューの歴史的経緯については、2020年3月時点で一旦まとめた記事をコチラに書いているので、よろしければ御参照いただきたい。今回のまぼちゅー、なるほど、鶏に鰹の旨みに背脂でまろやかさを加えた、あの味。ロバートならではのチャーシュー&メンマの味わい、中細ストレート麺のコシと、パツンとした食感。ただ、個人的にはかつての全粒粉中細縮れ麺のあの少々頼りないような食感と、今回のまぼちゅーより全体的に優しい感じのチューニングだったあの頃の味とは、また変わってきているように感じた。

そして一口ご飯にスープを注ぎ、ジルジルとしめる。過ぎし日のノスタルジィはともかく、今のまぼちゅーも、コレはこれで非常に美味い。今回の京都山科への移転を機に、ロバートの味を食べたことのない方には、このお店、ぜひ一度訪れてみていただきたい。
煮干し中華そば ○○ (ラーメン / 京阪山科駅、山科駅、四宮駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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