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新井こう平製麺所@岐阜県高山市岡本町3丁目:うどん天ぷら玉子入り&冷や麦天ぷら玉子入り&きしめん【2023ナツタビ#42】
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「2023ナツタビ」最終日、この日の朝に何を食べるかを、前の晩から検索しているとココが急浮上してきた。岐阜県の高山市といえばもっぱら中華そばだと勝手に思い込んでいたが、ところがどっこい、あったんですねコレハイカネバ的製麺所が!
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新井こう平製麺所 麺類一式。駐車場にクルマを駐めると、お店オリジナルTシャツをお召しになられた男性がこちらに駆け寄って来られる。「そこ!駐車禁止!」とかなにかで怒られるのだろうか?とやや身構えていると、「よう来てくださった!よう来てくださった!遠いところからどうもありがとう!!」と、逆に大歓迎していただく。どうやら、駐車場係を務める先代の大将らしく、ワタシ達が乗りつけた背の高いキャンピングカーがよほど珍しかったようだ。
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現地入りしたのは朝7時45分。店内満員。券売機前に食券を買う人の行列が出来ていた。このとき気になったのは「ひやむぎあります。」の掲示。
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そして、自分たちが食券を買う順番がやってきた。1段目「天ぷら・たまご入」、2段目「具なし」、3段目「天ぷら入」、4段目「たまご入」で、ボタンは0.5玉刻みで麺の玉数が増えるという構成。初めてやってきた客が迷うに十分な、謎のボタン構成。そして、先客の動きを観察していると、肝心のうどん・そば等の麺の種類は、注文時に口頭で伝えるシステムのようだ。
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そんなわけで同行者は「うどん天ぷらたまご入り1玉」を、ワタシは「きしめん0.5玉」と「ひやむぎ天ぷらたまご入り0.5玉」を注文。
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その、麺の種類については注文口にこんな感じで掲げてあるのだが、なんだか持ち帰り専用メニューにしか見えない。木枠の外に「中華そばはテイクアウトのみ」とあり、木枠の中に「中華そばスープ入りあります」とあり、お持ち帰りとして一枚の紙の中に書かれている一種として中華そばも、ある。
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そして店内には、注文できる麺の種類について書いてあるのはこの注文口のところのみのようだった。
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注文口からみた厨房。麺茹で等の調理作業は向こうの奥の方で行われている様子。
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やがて出来上がってきた同行者注文の「うどん天ぷらたまご入り1玉」。ちょっと味見させてもらうと、ツユは関西や讃岐の味わいに比べれば若干しょっぱ辛く、麺の質も幾分柔らかめで、S級の讃岐うどんと比較するほどのものではないにせよ、まさかこんな場所で、こんなにコアな製麺所のうどんがいただくことができることそのものが驚愕に値すると思う。
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次に、ワタシが注文した「夏季限定冷麦0.5玉天ぷらたまご入り」。
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冷水に揺蕩う冷麦、キュンと締まった食感がなんともヨロシ。
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こちら、きしめん。久しぶりにいただく平打ち麺独特の食感。いわゆる「ひもかわうどん」とはまた違うんだよなコレが。
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丼鉢はお店のオリジナルモノ。
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対面には、このアイコン。一度見たら忘れられない程に強烈な個性を放つヤツ。
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店内にはこんなものが掲示してあった。渡辺克則のドライチャンネル?何それ???調べてみたら、「高山市民時報」に定期的に掲載される風刺コラムなんだとか。
今回、とにかく偶然に見つけたにしては、とても内容の濃い大当たりなお店であったことに間違いはない。そして、台風6号の接近情報がリアルタイムで迫ってくる中、ちょっと早めに帰還し、人生初のキャンピングカーで行く八泊九日の車中泊旅を終えた。とにかく、めっちゃ楽しかった。
新井こう平製麺所 (うどん / 高山駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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