煮干し中華そばまるこう＠草津市西大路町：限定 柚子こしょう白湯つけ麺

「あの大将が作ってくれるものが食べたい。」お店にラーメンを食べに行く動機としては、結局コレが一番大きい。その次は、「新しいお店が出来た。一度行ってみよう」という新店ハンター的興味、あるいは「昔からあって、一度中をのぞいてみたい、そして味わってみたい」という、ヘリテイジング的興味、のいずれかに分類できるような気がする。
そのなかで、今回はまさに「あの大将が作ってくれるものが食べたい。」が動機で訪れた。尤も、新たな業態で始まったお店でもあるけれど。
かつて、草津エストピアホテル真向かいにあった「煮干し中華そば〇〇」、１月の末に店舗オーナーの都合により閉店を余儀なくされた。以降、新たな移転先を探した結果、草津駅前の「民衆酒場まるこう」店舗において、４月２日より昼営業時間帯のみ「煮干し中華そばまるこう」として間借り営業的にオープンするに至ったようだ。
で、この日、店主ロバートのツイートを見て、そういえば久しく食べてないよな…と思い立ち、新たに移転した「煮干し中華そばまるこう」を訪れてみることにした。

クルマで訪れてみて、わかったこと。お店の真向かいには「タイムズＪＲ草津駅前第３」コインパーキングがあり、この日現在で収容台数は82台、料金は終日40分220円で電子マネー・クレジットカード利用可だということ。いくばくかの利用料金を支払うことにはなるが、車で行っても非常に便利な場所だということ。

お店に入ると、以前の「煮干し中華そば〇〇」だった頃とほぼ同じ位置関係のところに食券販売機。レギュラーメニューは「煮干し中華そば〇〇」の頃と同一のようだ。

で、本日気になっていたのはコレ。この日の限定「柚子こしょう白湯つけ麺」。

ということで、お店自体には初訪ながら、いきなし限定麺を注文することにした。

それにしても、厨房を囲むＬ字カウンター席といい、厨房の内部といい、よくここまでかつての「煮干し中華そば〇〇」の環境に近しい物件をよく探し当てたことだ。しかもだ。デカイ寸胴が鎮座ましますその様子はまさにラーメン店の厨房。コレ、ホンマ、居酒屋の間借りか？

そうこうするうち、注文の品が出来上がって来た。

麺の器には麺と、豚バラのチャーシューとメンマ。

つけ汁の方は、十分に濃密な鶏白湯出汁を土台とし、柚子胡椒を効かせたつけ汁。つけ麺として味わうにふさわしく感じる太さの麺に纏わり付く鶏の旨味。同時に、突端からつきまとってくる柚子胡椒。望むらくは、柚子胡椒成分は鶏白湯スープとは別にして、食べ手の側で徐々に味変出来るようにしておいてくれると、もっと楽しめたかしらん？けど、「柚子こしょう白湯」と銘打って出すからには最初から柚子胡椒の存在が明確な方が分かりやすいっちゃあ、そうかもなぁ。いずれにしても、作り手としてのロバートならではの味わいをふんだんに感じさせてくれる、久しぶりの一杯に、甚く満足感をおぼえた。

麺を平らげたあと、スープ割りは客席後ろにおいてあるポットからセルフで注ぐシステム。割りスープの味わいは、やはり煮干しだった。

割りスープを飲み干した器の底には、かつてのあのお店のロゴが。
懐かしいなぁ。あの頃、「自作ラーメンとコラボしようよ！やろうよコニャ藤屋！」とかなり熱心に声かけてくれたロバート。けど、結局応じなかったヘタレな自分を思い出したりもして…。

ちなみに、コレが現在の「煮干し中華そばまるこう」の営業情報。やはりSNSはマメにチェックしたほうがいいだろう。

煮干し中華そば まるこう （ラーメン / 草津駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5

 

 

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煮干し中華そばまるこうに初訪問。初訪に関わらずいきなしゲソテイを注文。 ああ、やっぱりロバートの味だ。のぞむらくは、鶏白湯に柚子胡椒は最初から溶かし込むでなく別にして味変出来る作りだったらありがたかったかな？ #煮干し中華まるこう　#数量限定 #柚子こしょう白湯つけ麺 #草津駅前 #夜は居酒屋

t_cognac(@t_cognac)がシェアした投稿 - 2020年 8月月13日午後9時25分PDT