かまどゆで中華そば とんとん 山城店@木津川市山城町:焼飯定食

ほら。R24沿いの「開放倉庫山城店」真向かいのアソコ!
いろいろあっての6月リニューアルオープン後、この日初めて赴た。
 
この看板、最初にできたときは「かまどゆで中華そば ごえもん」だった。
その「かまどゆで」の大きなイラストに、かまどで麺茹ですることをアピールポイントに置いたスタイルは珍しいと感じたもんだ。「かまどで茹でるからウマイ」というもんでもないと思うから。
その後経営者が変わったのか何があったのか知らないけど、カンバンの「かまどゆで」イラストはそのままに店名だけがある日突然「とんとん」に変わった。そして今回のリニューアルオープンではカンバン全体を書き換え、「自家製」「熟成」「手打ち麺」という字が目立つようになったが、左下にあるイラストは「ごえもん」の当時からずっとあったものを受け継いでいる。

リニューアルオープンに際して、大きく変わったのは自家製麺に踏み切ったこと。このへん、お店を再開するにあたり、同業の息子さんからのアドバイスもあったのではないかと推察する。
 
店内からはガラス越しに製麺室が見えるようになっているが、厨房ヨコの店の片隅なのであまり目立つような見せ方ではない。

カウンター席西側の客席後ろには、多種の小麦粉25kgの袋が置いてある。五・六種類かソレ以上はあった。これだけのコナすべてをブレンドさせているのか、色々と配合をかえては理想の麺にむけて試行錯誤中なのか?

メニューはリニューアル前と同様、中華料理店的で多彩。
 

ランチメニューは5種から選べる。今回は焼飯定食をふつうのラーメンで注文。

登場した焼飯定食。

唐揚げがセットのオマケについてくる。

気になる麺は全粒粉の中太麺、ちょっとヤワメなのでもう少し茹で時間は短めでもいいように思うが、コシ、弾力性、小麦の味はちゃんとある。この麺自体はけっこう頑張っている。その麺に合わせるスープは背脂醤油。組み合わせとしては珍しい。少し時間が経って冷めると表面にたちまちタンパク質の膜が張る。かなり濃厚に動物系素材を煮出しているようだが、アブラ感がかなり強い反面、出汁感が前にあまり前に出てこない。チャーシューは小さめのサイズながらも厚みはあって柔らかく、これもしっかりしている。惜しむらくはせっかくの麺を活かしきる程にスープの方が研究されていない感があること。

ヤキメシもかなり脂っこいが、水分は飛ばしてパラッと炒めてある。若干黄色みがあるがカレー味ではない。サフラン?

....実はどこにも書き記していないのだが、ずいぶん昔に一度この店で同様の焼飯定食を食べたことがある。以前に比べれば、リニューアル後にはるかに良くなったと今回感じた。ただし、カンバンは「かまどゆで」だがその実、羽釜に煮えたぎる湯に麺を泳がせ、平ザルで麺を掬う...という作り方ではないところは従前同様である。

ところでこのお店、今回のリニューアルで自家製麺化はしたけれど、店内全面喫煙可であることは以前と同様。
スモーカーにとっては天国であろうが...最近増えつつある完全禁煙のお店の有り難みを再認識した。

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