ラ コリーナ近江八幡バームファクトリー@近江八幡市北之庄町:焼きたてバームクーヘンmini

東近江でうどんを食べた帰りに、ちょっと寄り道。このブログに取り上げるのは初めてだが、個人的にはもう何度も訪れている場所であり、湖東方面に遊びに行った時に立ち寄る定番的スポットだったりする。
駐車場にクルマを駐め、この風景に初めて出会った時に感動しない人などいるだろうか?屋根部分が芝で覆われた、まこと不思議な建築。どことなくスタジオジブリっぽい雰囲気もあるかしらん。2015年、この施設がオープンした時はこのメインショップだけが敷地内にあったものだった。
屋内の窓から見える景色ひとつをとっても、何かしら牧歌的で幻想的。
メインショップを通り抜けると、この施設の中心をなす風景が広がる。そこにあるのは、田んぼ。毎年、リアルに田植えが行われ、ここで稲が生長し、秋には収穫が行われる。だから、単に景色としてだけでなく、カエルや、秋の虫の声やが聞こえてきたり、四季を通じてこの国の原風景的な情景を感じ取ることができるようデザインされている。リアルな田んぼを知らない都会のお子様にはセンセーショナルを、インバウンドな観光客にはツアーで出会うことのないJAPANを、私たち昭和生まれには子供の頃の懐かしさを、それぞれに想起させるよう仕掛けられたこのアイデア。いつ来てもホント素晴らしいと思う。
そしてコチラはオフィス棟。ここも2015年オープン当時にはまだなく、数年後に増設された施設。ここは関係者以外立入禁止。あのずんぐりむっくりな塔の窓からは、どんな景色が見えるのだろう。
そして、ココが去る1月11日に新たにオープンした「バームファクトリー」。
クラブハリエの焼き立てバームクーヘンは、私の知る限り、25年ほど前には「近江八幡日牟禮ヴィレッジ」でのみ販売されていた。が、その頃からもう大人気で、日牟禮八幡宮駐車場と、日牟禮ヴィレッジの焼き立てバームクーヘン売り場の混雑ぶりは尋常じゃなかった。やがてこの地にラコリーナがオープンして、焼き立てバームクーヘン売り場もコチラに移転。当時は随分広くて日牟禮ヴィレッジの戦々恐々ぶりが解決されたもんだと思っていた。ところがやがて、ここラコリーナのメインショップにあった焼きたてバームクーヘン売り場も、さらなる買物客の増加に伴い、またぞろ過密化の様相を呈するようになってくる。出来た当時は相当広く感じたスペースも、昨年の秋頃に行ってみれば、それはもう人人人で、入店を諦めたこともあった。
で、この度新たに増設された「バームファクトリー」エントランスには、開店祝いの胡蝶蘭が飾られていた。
その中に、なんと!まっさんの名が!コレはオドロキ!
天井部分は剥き出しの配管が走り、バームクーヘン売り場に特化したスペースは実に広々としている。
バレンタイン限定商品は1月16日からだそうな。ううむ、キニナール。

かつてメインショップにあった頃も製造工程の「見える化」にはかなりこだわっていたが、今回のバームファクトリーでは、その「見える化」がさらに進化した感じ。
さらに「mini」が新たに加わった。
レジ待ち行列スペースも大幅に確保。幸いこの日は空いててラッキー。
で、2階部分にも行けるようになっている。
2階部分には喫茶室と展望スペースがあって、
展望スペースからはこれまで見ることが出来なかった新たな風景が楽しめる。
また、先ほどまでいた売り場スペースを吹き抜けの階下に眺めたり、
歴代包装パッケージミュージアムとか、
全ての始まりとなったバームクーヘンオーブン第1号が展示されてあったり、
どことなく手塚治虫「火の鳥」のロビタ的な、ファクトリーの裏側や、
包装ライン工程や、
バームクーヘン関連企業のロゴマークや、
はたまた2階喫茶室から工場スペースが眺められるようになっている設計を見ることができるようになっている。
1階部分に戻って見かけたラコリーナ全体の見取り図。今後もさらに「新店舗予定地」が確保してある!おおー!
バームファクトリーを出て、既設部分を歩いてみる。靄のかかる稜線と棚田の、この風景、どうよ。
さらに、ココならではのお子様大歓迎的小さなドアの世界よ。
そしてこの度新たに、あの国のスクールバスがやって来た。
フロントエンジンなボンネットバス。我が国ではいすゞBX系がノスタルジイ系の主流だが、
アメリカンのヤツの、リアオーバーハングの長さたるや、ものすんごい。まるで車両の中心にリヤタイヤがあるみたいな。コレ、日本の道路事情じゃ、まあまともに「曲がれない」だろねー。

さらに牽引キャンパー的なこんな車両も新たにお目見え。

ギフトショップの2階建ロンドンバスは、ガレージ内に静かに収まり、
草むらのヒーロー的クラシックMINIは順調に朽ち果てつつありw


かつて、彦根の琵琶湖畔のパン工房ジュブリルタンにいたワーゲンバスも、ココでオブジェとしての余生を過ごしている。
後ろの窓から中を覗くと、
キッチンカー的機能を装備したスペースに、
なぜかダブルなボウルになってる作りが見える。いずれにしても、このクルマは現役を引退した模様。

ウチに帰って、3時のおやつにいただく焼き立てmini。美味しくいただきましたとさ。

ラ コリーナ近江八幡バームクーヘン / 近江八幡駅安土駅
昼総合点★★★★★ 5.0

 
 
 
 
 
 
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