うどん ノ助＠東近江市幸町：かけうどん＆トッピング各種

昨年６月にオープンしたうどん屋さんがある知ったのは、ついさっき。なんか気になり現地へゴー。行けばそこは「九州ラーメンどんたく総本家八日市店」の斜め向かいじゃあるまいか。

店先の駐車場に車をとめ、店舗入口までのアプローチ、うどん店にしては非常に凝った作り。元々は現在の店主様の父君が営んでおられた懐石料理の店舗だったそうで、その場所をうどん店として新たに引き継がれたのだそうな。

玄関を入った所にガラス越しに見える製麺室。数種類の小麦粉袋を敢えて客に
見せるようにして置いてある。ここ、懐石料理店だった頃はなんのスペースだったのだろ？？？

私が訪れた時、テーブル席は満席で奥の座敷だったら空いてるのでどうですかって聞かれてOKしたら、ソコはふすまで隔たれた完全な個室。「越後屋、おぬしもワルよのぉ」的密談が出来そうな空間。

お子様用シートも完備（一個だけだけど）。子連れファミリーグループには良さげな個室ではある。

メニュー拝見。表紙には「厳選した数種類の小麦粉を独自の配合でブレンド」と、製麺室のディスプレイを裏付ける記述。また、このお店の店主様は長浜市「山石土平」で修業の後、ココで独立されたのだそうな。

メニュー表の筆頭はぶっかけの冷たいうどん。お店としてはコレが推しってことかな。

そして、ざるうどん・かけうどんと続く。

さらにご飯もの、トッピング、単品と続く。ここまで眺め、今回は同行者とともに「かけうどん」を注文し、とり天・まいたけ天・ちくわ天・温泉たまごの全品を追加した。

なお今の季節、平日だと鶏卵うどんと天ぷらのセットがおトクのようだ。

しばし待つのち出来上がってきたかけうどんトッピングフル追加仕様。

して、そのうどん、温い状態でいただくと、ギンギンの剛性豊かな男麺でもなく、さりとてもっちりしなやか女麺でもなく、中庸のところで少し柔らかめにまとめましたって感じ。微妙な捩れに、いかにもな手作り感が伝わってくる。秀逸に感じたのは、出汁。カツオ昆布に強い味付けをかなり控えた、ダシそのものの旨味と香りで楽しませてくれる素敵なヤツ。かけうどん単品としては現時点で750円と、かなり高価な設定に感じるが、この出汁、相当お金かけてるんじゃなかろうか。
一方、トッピングの天ぷら類は丸亀製麺に匹敵する庶民的価格設定にして、しっかり揚げたてで、塩でいただくヤツ。そのまま味わってよし、うどん出汁に浸して楽しんでもよし。

温泉玉子の黄身はむしろ、紅身と名付けたくなるようはプレミアム感。

一方、トッピングなしのかけうどんで注文すると、サービスで天かすをつけて下さるオココロヅカイ。良いねぇ。今回は初訪で温いのをいただいた。また暑い時期に、冷たいうどんを、ぜひ味わいに来たいね。なかなか素敵なお店でした。

うどん ノ助 （うどん / 八日市駅、新八日市駅、長谷野駅）
昼総合点★★★★☆ 4.0

 

 

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