手打十段 うどんバカ一代@高松市多賀町:かけ小そのまま(ひやあつ)&釜バター小

この日(3/5(土))、高松市内のホテルにチェックイン後、同行者は部屋で沈没。仕方無しに単独行で歩いて向かう。土曜日の夕方、出歩く人の姿は少なかったがここだけは、なんか、賑わっている。
讃岐うどんのお店にしては珍しく営業時間が極めて長い。さらに、店舗周辺のそこかしこに駐車場があるので、クルマで行っても、まあ困ることはなさそう。
17時ちょっと過ぎの店内、こんな感じで大賑わい。閑静な町並みの中で、なんかココだけ別世界みたいな。
お品書きの筆頭は「釜バター」。このお店の名物として知られるとも聞く。けれど、ココに来る前、さっき寄った「サヌキのピッピ」で「バタ釜うどん」をいただいたところであり、明日もこのお店に朝うどんをいただきに来ることにしているので、今回は「かけうどん」を「そのまま(=ひやあつ)」で注文。麺は注文が通ってから茹でることにコダワリを持つお店なので、一旦注文し、待ちの順番を告げられた後、先に会計を済ませて、「○番の方、お待たせしましたぁー」と出来上がりが告げられたら再び注文口のところにうどんを取りに行くシステム。
天ぷらのたぐいは閉店一時間前でもけっこう種類があって、このあとしばらくして半額セールが始まった。
ネギ・天かす・おろしショウガはセルフサービス。お好みの分量をこの場でうどんに載っけるのが普通なのだろうけど、食べ始めは薬味なしで味わいたかったので、横にあった天ぷら用の器を取って、ネギ・天かすを別皿に取ることにした。
こんな感じで。こうすると、食べ初めのしばらくは麺と出汁だけのハーモニーを楽しむことが出来る。
茹でたてのもちもちツルツルにしてコシと弾力感を湛えたしなやかな麺。とりわけ突出したものではないが、イリコ・節系・昆布の旨味が上手くバランスされた出汁の「THE 美味いヤツ」。
やがて、ネギ・天かすとともに味わう。まったく、このクオリティが250円でいただくことが出来る幸せ。
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翌朝(3/6(日))、午前7時30分、再び訪店。朝も朝で、町並みに人通りはないのに、何故かココだけ人大杉。
朝の時間、天ぷらもご飯モノも充実していた。取らなかったけど。
朝のバカイチで、名物「釜バター」を選択。生卵とぶっかけ醤油の入った醤油差しは注文時に手渡され、しばらく待った後に番号が呼ばれて注文の品を受け取りに行く。「釜バター」の初期設定はこのように、釜から上がったばかりのうどんにバターを載っけて黒コショウを振りかけただけのもの。
ここに生卵を落とし、さらにぶっかけ醤油を回しかけてから、ぐっちゃんぐっちゃんにかき混ぜていただく。茹でたてツヤツヤほくほくの温かい麺にバターとぶっかけ醤油の組み合わせ、堪らないね。今回はやらなかったけど、コレに卸しショウガを加えて楽しむのも大いにアリだと思う。ホレ、奈良県桜井市「ぶれーど・う」で味わう”KGB”がまさにその楽しみ方だったよなぁ。
ネギ&天かすは、昨夕のかけうどんでそうしたように、天ぷら用の器に別盛りしておいて後半に加えて楽しむ。こうすることで、結構な味変になることに気づくものだ。
何はさておき、朝イチも夕刻の終いがけも、とにかくどんどんとお客がやってくるお店と実感。けれどいたずらに長く待たされる訳ではなく回転率は非常に高い。この小さな店内で、実によくやっていると思った。

手打十段 うどんバカ一代うどん / 花園駅(高松)今橋駅瓦町駅
昼総合点★★★★ 4.5

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