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麺将 重厚軍団@一乗寺:2017大晦日限定 鴨中華

近年、大晦日なるとあちこちのラーメン店でこの日だけの限定ラーメンを出すようになってきているが、自分としては外せないのが麺匠重厚軍団のコレ。
2016 「The KYOTO RAMEN」
2015「鹿ラーメン」
2014「ひつじラーメン」
2013「牛時々豚と鶏ラーメン」
2012「魚白湯ラーメン」
2011は行けなかったけど
2010「限定味噌ラーメン」
と、おそらくは軍団長が大晦日限定を始めてから、2011年以外は欠かさず食べに行ったもんだから、やはり食べておかないワケにはいかないのだ。
軍団長ご本人もどこだったかのサイトで述べているのを見た記憶があるが、魚白湯、牛、羊、鹿...と年々エスカレートしていく傾向にあったが、昨年の 「The KYOTO RAMEN」ではこれまでのジビエ路線をやめ、Made in KYOTOにとことんこだわったラーメンで楽しませてくれたものだった。
そして軍団長の12月29日のツイートに、もしかしたら「鴨白湯」みたいなヤツを出してくるのかも?とか、勝手に妄想しては期待を高めていた。しかし、2017大晦日のお題は「鴨中華」。...なんか、地味な感じ。メニューには「鴨各パーツを盛り込んだ鴨南蛮風ラーメン」とある。
いつものパーキングにクルマを駐めて、ちょっと歩いて10:40頃現地着。(お店の真向かいにもコインパーキングはあるにはあるがアソコ、高い。)シャッター外待ちげう劣、すでに10人程度。この日の開店時間は11:00〜ということになっていた。が、気を利かせて10:45ごろにフライング開店してくれたおかげで5分待った程度で店内へ。アリガタヤ。
で、食券買って店内の待ちスペースでしばし待つ。と、店内、なにやら蕎麦ツユのようなカホリが漂っていた。

お客の回転は、あっぱれ屋並にスピーディ。今回、キッチンの作業が左側から見渡せるアリーナ席に着席。昨年の「The KYOTO RAMEN」のときもそうだったが、今回も、今回ならではの具材がたくさん用意されている。

100円プラスの味玉や、大盛や、やや肉多めは注文せず、「並」状態の900円バージョンで注文したが、何も言わなくてもネギヲヲメにしてくれているヲココロヅカイ、アリガトウ。まず驚いたのはお揚げさんの上に乗っかる黒っぽいヤツ。爪楊枝で刺した下の方のキモみたいなのは、ムネ肉の血合い?ハツ?上の方のは砂ずりだという。そのいずれもを醤油で炊きに炊いて仕上げたそうな。鳥類のハツとかズリとかって、焼いて食べるか、オサシミで食べるかのどっちかなので、ちょっと食べたことのない面白い味わいでお酒ススムクンな一品(いや、飲んでない飲んでない)。ふんだんに鴨を使ったでかいサイズのつくねの食感よろしく、鴨南蛮風ってことでかソバを意識したキツネのお揚げさん面白く、カモカモしたところに鴨チャーシューだと中華そばっぽくないでしょということで、チャーシューだけは豚バラで来る。

そして鴨のスープは、もしかしたら軍団初の清湯?これに全粒粉の自家製麺なモンだから本当なんだか日本蕎麦を食べているような錯覚に陥ってしまう(年越し蕎麦にいいよねという意見も聞こえてきたりして)そんなスープと麺に、あえて白ネギをザク切りヲヲメ蒟蒻仕様を啜り込む。たいへん面白うございました。そして美味しゅうございました。
麺将 重厚軍団 (ラーメン / 一乗寺駅、修学院駅、松ケ崎駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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