京都のおうどん屋さん たなか家(や)@井手町井手玉ノ井:かすうどん(小)&生うどん冷や(小)

本日の午前中、京田辺で所用。
正午を過ぎて、職場に戻る間に、お昼にちょこっとうどんでも食べて行こうかなという道の途中に立ち寄る。
以前はけっこう早い時間でも麺切れ終了となることもあったようだが、最近になって強力なお弟子さんが店の切り盛りに力を尽くしているようで、かつてはちょっと脆弱だった安定供給体制が随分しっかりして来ていることを感じる。創業以来のくたびれ果てたノレンも、リニューアルしたようだ。
また、メニューの方もやたら滅多に増やしているわけではなく...
それぞれに食べに行く度に味わってみたくなるような興味をそそられるものを幅広く取り揃えてくれるようになって来た感がある。宇治田原町での創業当時からお店の立地、ロット数、営業時間等々、なにかと多かった不安定な要素が、このところかなり安定的になっているのは喜ばしいこと。
とかくこのお店に関しては「うどんでも喰っとくか」という食欲だけ満たせればいいや的消極的需要よりも、「あのうどんを食べに行きたい!ぜひ、行きたい!」という思いで来る人の方が圧倒的多数を占めるお店だと思うだけに、営業面での安定化は誠に喜ばしい。
そして、また新たなメニュー「かすうどん」がラインナップに追加された。
月曜日の午後、サスガに行列はなく、行けばすぐにオーダーを聞いてもらえる。注文後はクーラーの効いた創業当時からのコンテナボックス棟で、丁度混雑時のマクドナルドよろしく、しばし出来上がりを待つ。
注文の品が出来上がり、整理券番号が告げられ、会計するとともに注文したうどんを受け取る。そのまま冷房の効いているコンテナボックス棟のテーブル席で食べても全然構わないのだが、このお店では冷房がなくても、ヌル~い扇風機の穏やかな風に身を任せながら戸外の空気を感じて味わうテラス席が私は好きだ。
本日は、新発売の「かすうどん」と、いつもの「生うどんの冷や」をそれぞれ「小」で注文。こういうふうに、手頃な価格で冷たい麺と温かい麺の両方を同時に程々の量で楽しめるという点も、京都や奈良の讃岐うどん店にはありそうでない特質だと思う。
京都のうどん屋さんでお目にかかるのは初めてだし、「かすうどん」というものをいただくのもコレが初めてである。
このお店ならではのやんわり深いダシのうまみに、油かす由来のアブラ分がよく馴染む。かけうどんはもちろん、天ぷらうどんのあの少々アブラが馴染んだ世界ともまた違う、さりとて、ラーメン的なアブラ感ともまた違う独特さで、なかなか引き込まれるものがあり、非常にウマイ。
それと、生うどんの冷や。
これはもう何度も味わったことがあるが、このお店の麺の根源的な良さを200円という低価格で楽しませてくれる。
奈良のデンジローさんとこも、伏見の新進気鋭な大河も、それはそれで魅力的だし、ぜひリピートしたいお店だが、ココの一瞬たよりがないようでいて、冷やでも温でもエロいがまでのふっくらもっちりヤナギゴシの麺は(地元贔屓といわれればそうかもしれないけれど)やはり他では味わえないマイベスト。
行かれたことのない方は、蒟蒻に騙されたと思ってゼヒ、一度。


 


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【京都のおうどん屋さん たなか家】
「たなか家」店主ブログ
10:30~14:00
日祝日&第1・3・5土曜日定休
京都府綴喜郡井手町玉ノ井20-1
P:あり

京都のおうどん屋さん たなか家うどん / 玉水駅

昼総合点★★★★★ 5.0

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