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幻の中華そば加藤屋県庁前もり~んの章@滋賀県庁前:9/3限定 煮干し香る油そば & まぼちゅ〜
9月2日が終わろうとしている頃、某風景写真家氏の質問に答えたツイート。これを見て、行ってきた。家でなんだかんだしてたら出かけるのがちょっと遅くなってしまい、結果、開店時間を過ぎてからしばし外待ち。時間的には大したことないけど、日なたで待たないといけないのがツラいところ。
本日の限定麺、お店としては「久しぶりの登場」らしいが、自分にとっては初めてなので、コレを注文。
ここの「冷やし」が好きな同行者を連れてきたが、冷やしは9月の6日からだった。ならば、ということで今や守山の「めん食堂」改め「らーめんにぼ次朗 守山」となったロバートの拠点で事もあろうに封印されてしまった「まぼちゅ〜...幻の中華そば」を注文。
先にやってきたのは「まぼちゅ〜」。
あっさりとした、鶏と鰹のハーモニーに程よく背脂がバランスする。紆余曲折を経て辿り着いた全粒粉配合の中細縮れ麺。この麺自体は特に幅を利かせた主張をしてくるタイプではないが、毎日でも食べ飽きしないような、上質の味わい。この「まぼちゅ〜」があればこその加藤屋なのではないかと思うのだが、以前何かのテレビ番組でロバートが語っていたことを思い出すに、スープを仕込む水がとても繊細だったりするらしく、つまりは「気難しく大変手のかかるコ」なのだそうな。それで、人手不足やなにやらで守山での「まぼちゅ〜」は一旦封印だという。実に惜しいことだ...と、同行者注文のまぼちゅーをちょこっと味見させてもらいながら思いを馳せる。
そうこうするうちに本日の限定が出来上がってくる。この日のポールだったスラップ・ド・レイ・クサイド氏はウイング麺を選択したらしく、たまたま自分の入店時に行き違いで出会ったのでその感想を聞くと、「レギュラーの方が良かったかも?」というので、定番レギュラー極太麺を選んだ。
鉢の底からタレを混ぜっ返して麺に絡めていただく。ぶわっと煮干しの香りと風味が麺にまとわりついて口の中に広がる。レギュラー麺がよかったか、ウイング麺がよかったか?実際のところ、それはリアルに食べ比べをしてみないことにはなんとも言えないだろうけど、まあこの味にレギュラー麺は確かに合っているね。だけど、食べ進むと、ちょっと醤油が効きすぎている感があって、また、途中で加えた山椒がけっこうピリリと口の中で幅を利かせてしまった。結果、同行者のまぼちゅーのスープを少し分けてもらって飲んだ。
ところで、守山の根城もあれこれと変化しているところだが、県庁前もまた、店内に「リボーン モリン カミング スーン」という掲示が貼り出されてしばらくが経つ。この掲示物、右下のところに小さく「1111」の数字がある。
これは、もり〜んに確かめた訳でもない私の憶測だが11月11日に、なにか大きな変化を起こすことを示す伏線だと思っている。そのとき、ことによってはこのお店が「加藤屋」を名乗らなくなるようになる...ということだって、十分に予測できる。もし、そうなったとしたら、いよいよ「まぼちゅ〜」は幻に...。
この日、週末限定を頼んでおきながら、同行者と一緒にまぼちゅ〜食べておくべきだったかな?と、お店を出てから思った。
幻の中華そば加藤屋 県庁前もり~んの章 (ラーメン / 島ノ関駅、大津駅、石場駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
昼総合点★★★★★ 5.0
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