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御返事の鹿島様@秋田県湯沢市桑崎御返事【2023ナツタビ#14】
朝8時16分、マックスバリュ高松店で、ちょっとお買い物。高松店だけど決して香川県ではありませぬ。イオン系列のスーパーでも、売ってるモノに地方色って、けっこう出るモノ。
その後約2時間で91km程度北上し、道の駅おがち「小町の郷」で、さらにお買い物。公式サイトによれば、この建物は「市女笠」をモチーフにデザインされているんだとか。
そしてコレが「市女笠(いちめがさ)」の旅装束姿。コレが秋田県のアイコン的存在のようだ。また、山形でも青森でも岩手でもなく、秋田県にこそ似つかわしく思えるのはナゼ???それはともかく、顔をはめて一枚撮っておくべきだったかな?
ココで見つけたのが比内地鶏のいろいろ。ココ「道の駅おがち小町の郷」から比内地鶏の里、秋田県大館市比内町は170kmほどあって、決して近いわけではないようだけど、まあ、こうやって置いてあるのだから見るわなぁ。
で、比内地鶏の肉も売っていたので、この日の夜に食べることにして、お買い上げ。で、ココから次の目的地「佐藤養助総本店」に向かうまでの下道で、面白いモノに出会うことになった。
田畑の中をまっすぐ進む見通しのいい単調な道の、たしか、この辺。
「御返事」という字の看板を二度見してしもうた。なんやねん?「御返事」って。「はーいっ!」ってお返事すればいいのか???
その「御返事」の看板を行き過ぎてしばらく走ると、次になにやら洞のようなものが道ばたにある。順調に走っていた時の一瞬だったのでよく分からなかったが、それは京都や滋賀の道ばたによくあるようなお地蔵さん的な物では無く、巨大な藁人形だった。で、一旦通過してからUターンして戻って来て、じっくり見てみた。
しかし、屋根に守られた藁人形というのを見るのも、初めてだ。
胴体には蝋燭がいくつも突き刺され、おっぱいの谷間に疫払いの御札。なんじゃこりゃ???八つ墓村???ナマハゲ???
下半身には、足よりも太くて長い、立派な「モノ」が突き出している。
見れば見るほど、立派な「ナニ」。羨ましいくらいにwww
傍らにあった解説。「二本の角をはやし、大きな両手を広げ、集落を守る鹿島様は特に男性の象徴が極端に大きく子沢山を願う性神の意味合いがあるものと思われます。」とある。
ちなみにこの辺では「御返事」を「おっぺち」と発音するらしく、「おへんじのかしまさま」ではなく、「おっぺちのかしまさま」が正解なのだそうな。
…はたして、この地域周辺の小中学生達は、郷土のことを学習する際、この鹿島様のことをどのように学ぶのであろうか。コンプライアンス遵守が日に日に厳しくなるという学校現場において、こうしたことを取り扱うのはセクハラに相当したりはしまいか?しかし、かといって、古来より受け継がれてきた地域ならでは風習を、また文化を、コンプライアンスの名の下に見てないふりをしてしまうとしたら、どうなんだろう?もし仮に、「総合的な探究の時間」に児童生徒たちが主体的にこの「御返事の鹿島様」を探究の対象に選んだとしたら、学校現場はどう対応するだろう???まあ、でも、生殖器崇拝(あるいは性崇拝)の信仰は古来から世界各地にあるもんだよなぁ...。
…と、別にワタシが考えなくてもいいようなことを、ついつい考えてしまうのでありました。
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