前回のシベリウスに引き続き私の大好きな作曲家がドヴォルザークです。当ブログでもはや6回目の登場ですね。交響曲「新世界」があまりにも有名な彼ですが、以前に紹介した第8番も名曲ですし、今日取り上げる第7番も素晴らしい内容です。ドヴォルザークと言えば音楽史ではチェコ国民音楽の父として位置付けられていますが、本作はどちらかと言うと親交のあったブラームスの影響を強く感じさせる重厚なロマン派音楽です。
第1楽章はまさにブラームス的な曲調。重々しく不安げな冒頭部分から一転して美しく牧歌的な旋律が現れ、それが再び繰り返され徐々に盛り上がっていきます。第2楽章は緩徐楽章で、後期ロマン派の真髄とでも言うべき夢見るような美しい主題が奏でられます。ドヴォルザークの書いた曲の中でも最も美しい旋律と言っても言い過ぎではないのでは?第3楽章は本作で唯一民族音楽をダイレクトに取り入れた楽章でフリアントと呼ばれるチェコの舞曲をモチーフにしています。第4楽章は再びブラームス的重厚さを感じさせる壮大なフィナーレです。CDはカルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のものを買いました。ドヴォルザークの交響曲はたいてい7番と8番がセットになっているのですが、8番は既に持っているので7番が単独で収録されている本盤を選んだ次第です。「新世界」の陰に隠れがちですが、もっと広く聴かれてもいい名曲だと思います。
第1楽章はまさにブラームス的な曲調。重々しく不安げな冒頭部分から一転して美しく牧歌的な旋律が現れ、それが再び繰り返され徐々に盛り上がっていきます。第2楽章は緩徐楽章で、後期ロマン派の真髄とでも言うべき夢見るような美しい主題が奏でられます。ドヴォルザークの書いた曲の中でも最も美しい旋律と言っても言い過ぎではないのでは?第3楽章は本作で唯一民族音楽をダイレクトに取り入れた楽章でフリアントと呼ばれるチェコの舞曲をモチーフにしています。第4楽章は再びブラームス的重厚さを感じさせる壮大なフィナーレです。CDはカルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のものを買いました。ドヴォルザークの交響曲はたいてい7番と8番がセットになっているのですが、8番は既に持っているので7番が単独で収録されている本盤を選んだ次第です。「新世界」の陰に隠れがちですが、もっと広く聴かれてもいい名曲だと思います。