秋田市中心部の住宅街の保戸野(ほどの)地区から泉地区にかけて「ハミングロード」という総延長1.5キロの遊歩道がある。正式には「秋操公園道路」というそうだ。
この辺は30年ほど前までは一面の田んぼだったが、宅地化が進み、区画整理が行われた。それに伴い、遊歩道が1983年に一部開通、1992年に全てが完成したそうだ。
ところで「秋操(あきそう)」という言葉について。
近くにJR貨物のターミナル「秋田貨物駅」があるのだが、以前(1990年まで)は「秋田操駅」という名称で、秋田市の都市計画では秋田操駅の略称の「秋操」をエリアの名称として使い続けているようだ。
ちなみに、秋田操駅の前は「秋田操車場」と呼ばれていたため、古くからの秋田市民はいまだに「ソーシャジョー」と呼ぶことが多い。あくまでも現在は「秋田貨物駅」が正式です。
秋田市の木・ケヤキの並木。芽吹きがきれい
ここの魅力は街路樹としては珍しい木が多いこと。
ハナカイドウ(花海棠)
ハナズオウ(花蘇芳)
ライラック
チューリップや植木鉢が並ぶ場所もあり、周辺の住民が手入れしているようだ。
泉側の末端近く、泉小学校周辺では、いろいろな種類の桜(もう散っていた)と、
「果実の道」がある
ナシ
そして、
リンゴ並木
青森でもリンゴの街路樹はごく一部にあるが、珍しい。品種もいくつかあり、
「津軽」正しくはひらがなで「つがる」です
つがるは満開のちょっと手前
「ジョナゴールド」は満開
「王林」も満開
ところで、僕としては王林の果実は「黄色いリンゴ」の認識なのだが、ネットで検索すると「青リンゴ」としている人が多い。僕にとっての青リンゴはお盆に出回る「祝」などほんとに緑色の品種のこと。全国的には本当の青リンゴ・黄リンゴは知られていないのだろうか。
秋田のリンゴといえば「千秋」
秋田県果樹試験場が育成した品種
弘前のりんご公園でも多く植えられていたと思うので、「ふじ」には及ばないものの一定の評価を得ている品種。
ほかには「ふじ」があったが、まだつぼみが多かった。
こうして比べてみると、果実と同じように、花も品種ごとに特徴があるのに気づいた。
つがるは花びらがピンクっぽいし、千秋はさらにピンク。王林は花びらの付け根がくびれて、白く大きい。
弘前のりんご公園では、品種毎に区画が違うので気づきにくいが、ここは隣り合っているので分かりやすい。異品種を隣り合わせているのは、受粉・結実をしやすくする目的があるのかもしれない(リンゴは他品種の花粉が付かないと実ができない=自家不和合性)。
岩木山の見える本格的で大規模なりんご公園もいいが、住宅地にこういう形でリンゴの木があるのも違った意味でおもしろい。
ハミングロードでは秋に小学生が参加してリンゴの収穫が行われる。テレビで見た感じでは、大きさ・収穫量とも結構本格的だった。
リンゴを育てるには、夏場の病害虫対策や余分な果実の摘み取りなど結構手間がかかるはずなのに。
途中で接ぎ木(高継ぎ)された「ふじ」
放任でなく、秋田市なのか地域の人なのか、誰かによってこのように結構手入れされている。
※秋の実りの様子はこちら
※2015年4月下旬の様子
この辺は30年ほど前までは一面の田んぼだったが、宅地化が進み、区画整理が行われた。それに伴い、遊歩道が1983年に一部開通、1992年に全てが完成したそうだ。
ところで「秋操(あきそう)」という言葉について。
近くにJR貨物のターミナル「秋田貨物駅」があるのだが、以前(1990年まで)は「秋田操駅」という名称で、秋田市の都市計画では秋田操駅の略称の「秋操」をエリアの名称として使い続けているようだ。
ちなみに、秋田操駅の前は「秋田操車場」と呼ばれていたため、古くからの秋田市民はいまだに「ソーシャジョー」と呼ぶことが多い。あくまでも現在は「秋田貨物駅」が正式です。
秋田市の木・ケヤキの並木。芽吹きがきれい
ここの魅力は街路樹としては珍しい木が多いこと。
ハナカイドウ(花海棠)
ハナズオウ(花蘇芳)
ライラック
チューリップや植木鉢が並ぶ場所もあり、周辺の住民が手入れしているようだ。
泉側の末端近く、泉小学校周辺では、いろいろな種類の桜(もう散っていた)と、
「果実の道」がある
ナシ
そして、
リンゴ並木
青森でもリンゴの街路樹はごく一部にあるが、珍しい。品種もいくつかあり、
「津軽」正しくはひらがなで「つがる」です
つがるは満開のちょっと手前
「ジョナゴールド」は満開
「王林」も満開
ところで、僕としては王林の果実は「黄色いリンゴ」の認識なのだが、ネットで検索すると「青リンゴ」としている人が多い。僕にとっての青リンゴはお盆に出回る「祝」などほんとに緑色の品種のこと。全国的には本当の青リンゴ・黄リンゴは知られていないのだろうか。
秋田のリンゴといえば「千秋」
秋田県果樹試験場が育成した品種
弘前のりんご公園でも多く植えられていたと思うので、「ふじ」には及ばないものの一定の評価を得ている品種。
ほかには「ふじ」があったが、まだつぼみが多かった。
こうして比べてみると、果実と同じように、花も品種ごとに特徴があるのに気づいた。
つがるは花びらがピンクっぽいし、千秋はさらにピンク。王林は花びらの付け根がくびれて、白く大きい。
弘前のりんご公園では、品種毎に区画が違うので気づきにくいが、ここは隣り合っているので分かりやすい。異品種を隣り合わせているのは、受粉・結実をしやすくする目的があるのかもしれない(リンゴは他品種の花粉が付かないと実ができない=自家不和合性)。
岩木山の見える本格的で大規模なりんご公園もいいが、住宅地にこういう形でリンゴの木があるのも違った意味でおもしろい。
ハミングロードでは秋に小学生が参加してリンゴの収穫が行われる。テレビで見た感じでは、大きさ・収穫量とも結構本格的だった。
リンゴを育てるには、夏場の病害虫対策や余分な果実の摘み取りなど結構手間がかかるはずなのに。
途中で接ぎ木(高継ぎ)された「ふじ」
放任でなく、秋田市なのか地域の人なのか、誰かによってこのように結構手入れされている。
※秋の実りの様子はこちら
※2015年4月下旬の様子