【四国旅行記6】旅行記の最初の記事はこちら、直前の記事はこちら
鳴門から徳島駅に戻り、やっと鉄道での移動を始める。まずは今回使ったきっぷについて説明させていただく。
●がんばれJR四国
四国全土と瀬戸大橋線(岡山県の児島駅まで)をエリアとする、四国旅客鉄道(JR四国)。
JR各社のうち、本州以外の3社は経営が厳しいが、中でも四国は新幹線がなく、大都市(札幌や福岡のような)近郊輸送もない上、面積や道路網の関係で高速バスが発達しているなど、特に苦しいようだ。
3月19日には、高速道路一部無料化・上限制導入等で、33億円の減収・22億円の経常赤字が見込まれるとの発表があった。本当に国は自家用車以外の交通手段を必要とする人やその交通事業者のことをもっと考えてほしい。
●誕生月は四国へ
そうした厳しい経営の中、少しでも利用してほしいからか、JR四国では、自社全線が乗り放題になるきっぷを何種類(グリーン車用・自由席用・週末用など)か発売してくれている。
その中で、ひときわお得なのが、「バースデイきっぷ」。
簡単に言えば「その月生まれの人が、連続する3日間、JR四国内の全列車のグリーン車に、1万円ポッキリで乗り放題」のきっぷ。
※利用日については、厳密には「利用開始日が誕生月の場合に発売」(→3月生まれの場合、3月31日から4月2日までの3日間はOKだが、2月28日から3月2日などはダメ)
また、同料金のきっぷを3人分まで、誕生月の人と同一行程で旅行する条件で発売してくれる。
実は秋田から四国へ鉄道だけで行く場合、このきっぷを使ったとしても、トータルでは劇的には安くならない(周遊きっぷなど他にも安いきっぷがあるから)。
また、四国の特急にはグリーン車が連結されておらず、申し訳程度の普通車指定席だけがある列車も少なくない。だから、いくらグリーン車乗り放題のきっぷを所持していても、普通車に乗らざるを得ない場合もある。
そうしたことを踏まえても、1万円で3日間ほぼ確実にゆったりと座って移動できるのは魅力的。経営が苦しいJR四国をささやかながら応援したい思いもあって、今回の旅行先に選んだわけだ。(1万円で乗り回されちゃ、かえって迷惑?)
四国外に住む者が気をつけたいのは、バースデイきっぷを購入できる場所。JR四国の各駅と四国内の旅行会社でしか買えないから。利用開始当日でも買えるのであまり問題はないかもしれないけれど。
四国外で買えるのは、大阪駅構内にあるJR四国の旅行代理店(東日本でいうびゅうプラザ)「ワープ梅田支店」とJR四国がやっている「夢四国」というサイトの通販(送料要)だけ。
きっぷの利用可能エリアの端である、岡山県の児島駅は、JR西日本の管轄なので、購入できない(指定券の発行も不可)。
今回は、前日のうちに徳島駅のみどりの窓口で購入した。
運転免許証を提示し、その場できっぷに氏名を記入させられた。なお、旅行中も誕生日の分かる証明書類の携行が必要。
バースデイきっぷ
徳島駅はインクリボンで印字するタイプのきっぷ発行機(マルス端末)だったので、保存するには好都合。高松駅や高知駅は、秋田駅と同様の感熱紙タイプの端末だった。
●高松へ
徳島を後に、香川県の高松へ向かう。徳島-高松間は「うずしお」という特急がほぼ1時間毎に運行している。所要時間は約1時間。
徳島駅に着くと、ちょうどいい時刻。「うずしお」にはグリーン車がないので、自由席にこのまま乗ろうかなと思ったが、みどりの窓口が空いていたのでバースデイきっぷを提示し「次の『うずしお』で高松まで!」と言って普通指定券を発券してもらった。日頃ケチな者としては、これだけで贅沢!
徳島駅ホーム
駅名標の「徳島」の左にあるのはプロ野球四国・九州アイランドリーグ「徳島インディゴソックス」のロゴ。
改札は自動化されておらず、ホームも昔ながらの造りの駅だ。四国は高松から松山付近以外は電化(電車や電気機関車が走れる設備)されていないから、徳島はすべて気動車(ディーゼルカー)だが、普通列車用は環境に配慮した新型車両が多かった。
特急「うずしお」の「N2000系」気動車
山陰で乗ったJR西日本のキハ187系と同様のコンセプトの車両で、カーブを高速で通過できるようになっており、需要に応じた短い編成で走る。
キハ187系よりもこのN2000系の方が先に設計された車両だけど、多少色気のあるデザインというか、187系ほど無愛想じゃなくて、好き。エンジと紺のアクセントがカッコイイ。
この時の「うずしお」は2両編成。大部分が自由席で、指定席は1号車の座席番号1番から4番までの16席だけ。
1号車車内
天井に表示があり、座席の枕カバーを指定席部分だけ青くして(他は白)区別しているが、仕切りなどはないので、やっぱり間違って座っていた人がいた。
指定席の客は僕ともう1人だけ。だけど自由席はなかなかの乗車率。指定券を取っておいて良かった。
快調に走り出して最高速度130km/hでぐんぐん飛ばしていくが、停車駅がわりと多い。自宅そばの駅に止まる気軽な特急として自由席メインなのだろう。
車窓は特にいいわけでもないが、僕は初めて通る区間であるし、遠くに来ていると思うと目を離せない。香川県に入ると、ため池が見えた。
高松に到着すると、正面の“トレインマーク”が「うずしお」から「回送」に変わるため、ぐるぐる回り出した。他の列車名が次々に出てくる。
色違いの「うずしお」マークが
通常は赤い背景に白抜きのマークだが、一瞬、緑の背景に水色で渦が描かれた「うずしお」が見えた。
緑のマークは、旧型車両(キハ185系)で運転される一部の「うずしお」用のマークらしいが、新しい車両にもそれがセットされているようだ。
高松駅ホーム
かつて、宇高連絡線の乗り換え駅であった名残で、ホームは行き止まりの構造(頭端式)になっている。(2001年に現在の位置に若干移動した)
そして、ホームがフォークや櫛のように末端がつながっていて、そこに改札口があるので、段差や階段なしに移動できるのが特徴。(上野駅の低いホームみたいな感じ)
ホームには宇高連絡船内にあったうどん屋の味を引き継いだ、「連絡船うどん」という立ち食い讃岐うどん屋(以前食べたけどおいしかった)などもあり、活気がある。1日平均乗車人員が1万3千人ほど(秋田駅よりも少し多い)で、四国の他の県庁所在地の駅(いずれも1万人以下)を大きく引き離す、四国最大の駅。「四国最北端の駅」でもあるそうだ。
改札口前
2001年に新築された駅舎内は広くて天井が高い。JR四国で自動改札機が設置されているのは高松と高知だけ。
駅前広場も広い
近くに高松港、高松城趾・玉藻公園などがある。今回は高松には乗り換えで立ち寄っただけだが、せっかくなのでちょっとだけ歩いてみた。
高松市は人口42万人の中核市。私鉄の高松琴平電気鉄道(ことでん)が走っている。
高松駅からことでん「瓦町」駅にかけてはいくつかの商店街があり、それらが「高松中央商店街」としてアーケードでつながっている。このアーケードは2.7キロに及び、日本一長いアーケードとのこと。
高松駅に近い兵庫町商店街
自転車も歩行者も多い。やはり高松の市街地も衰退しているとはいうが、賑やか。
兵庫町を抜けると、三越や中央郵便局などがある「丸亀町商店街」。
内部
ドーム状のものは直径26メートル、高さ32.2メートルで「日本一高いアーケード」。詳細はよく分からないが、2007年頃にでき、「丸亀ドーム」と言うらしい。夜間に内側に灯りが点くと、きれいに見えるようだ。
あんまり意味はなさそうだけど、インパクトはある。
商店街のすぐそばは、「高松中央通り」と呼ばれる大通り。国道11・30号線の重複区間。
その歩道
徳島市同様、歩行者と自転車の通行区分が明確に区分されていた。徳島県道のような“分離柵”や告知看板はなく、路面に着色しているのは自転車側だけだが、これでも充分。
もっとも実際にはアーケード内を通る自転車の方が多かったけれど…(禁止されていない)
路面はザラザラした舗装
2005年9月の国交省四国地方整備局香川河川国道事務所と高松市の発表によれば、ここでは自転車区分の明示だけでなく、バリアフリーに配慮した段差・勾配の緩和およびブロック(インターロッキング)老朽化・水はね、水たまり対策として、ブロックを廃止して透水性舗装への変更が行われたそうだ。しかも、その舗装材には、既存の陶器ブロックを再利用したそうだ。きっとブロックを砕いて舗装したのだろう。
これなら、秋田市の県道・竿燈大通りでもできるんじゃない? あんなデコボコしたへたくそなブロック敷きをしなくても済むし。
最後に、
高松駅周辺の信号機
その色は、
メタリックブルー? ネイビー?
歩行者用薄型信号は
光を反射して輝く。「歩行者自転車専用」の看板の裏面も青くなっていて芸が細かい
この歩行者用信号機は、“お弁当箱”型というより、若干カーブがあり“枕”型といった感じかな。メーカーが違うためで、秋田市でも五丁目橋などに同型の茶色のものが設置されている。
後日紹介する、高知市でも同じような色合いの信号機があった。個人的に好きな色だし、南国らしくていい色だと思う。
一方、徳島市では一般的なこげ茶色のしか見なかった。徳島は藍染めが盛んだから、青い色の信号があってもいいかも。
こちらで紹介した通り、秋田市内には鈍く光る濃い緑色、松江市ではゴールドの信号機があったが、最近は光沢感のある信号機が流行ってるのだろうか。材質とか塗装技術などのためかもしれない。
次は、一度本州へ戻ります。
鳴門から徳島駅に戻り、やっと鉄道での移動を始める。まずは今回使ったきっぷについて説明させていただく。
●がんばれJR四国
四国全土と瀬戸大橋線(岡山県の児島駅まで)をエリアとする、四国旅客鉄道(JR四国)。
JR各社のうち、本州以外の3社は経営が厳しいが、中でも四国は新幹線がなく、大都市(札幌や福岡のような)近郊輸送もない上、面積や道路網の関係で高速バスが発達しているなど、特に苦しいようだ。
3月19日には、高速道路一部無料化・上限制導入等で、33億円の減収・22億円の経常赤字が見込まれるとの発表があった。本当に国は自家用車以外の交通手段を必要とする人やその交通事業者のことをもっと考えてほしい。
●誕生月は四国へ
そうした厳しい経営の中、少しでも利用してほしいからか、JR四国では、自社全線が乗り放題になるきっぷを何種類(グリーン車用・自由席用・週末用など)か発売してくれている。
その中で、ひときわお得なのが、「バースデイきっぷ」。
簡単に言えば「その月生まれの人が、連続する3日間、JR四国内の全列車のグリーン車に、1万円ポッキリで乗り放題」のきっぷ。
※利用日については、厳密には「利用開始日が誕生月の場合に発売」(→3月生まれの場合、3月31日から4月2日までの3日間はOKだが、2月28日から3月2日などはダメ)
また、同料金のきっぷを3人分まで、誕生月の人と同一行程で旅行する条件で発売してくれる。
実は秋田から四国へ鉄道だけで行く場合、このきっぷを使ったとしても、トータルでは劇的には安くならない(周遊きっぷなど他にも安いきっぷがあるから)。
また、四国の特急にはグリーン車が連結されておらず、申し訳程度の普通車指定席だけがある列車も少なくない。だから、いくらグリーン車乗り放題のきっぷを所持していても、普通車に乗らざるを得ない場合もある。
そうしたことを踏まえても、1万円で3日間ほぼ確実にゆったりと座って移動できるのは魅力的。経営が苦しいJR四国をささやかながら応援したい思いもあって、今回の旅行先に選んだわけだ。(1万円で乗り回されちゃ、かえって迷惑?)
四国外に住む者が気をつけたいのは、バースデイきっぷを購入できる場所。JR四国の各駅と四国内の旅行会社でしか買えないから。利用開始当日でも買えるのであまり問題はないかもしれないけれど。
四国外で買えるのは、大阪駅構内にあるJR四国の旅行代理店(東日本でいうびゅうプラザ)「ワープ梅田支店」とJR四国がやっている「夢四国」というサイトの通販(送料要)だけ。
きっぷの利用可能エリアの端である、岡山県の児島駅は、JR西日本の管轄なので、購入できない(指定券の発行も不可)。
今回は、前日のうちに徳島駅のみどりの窓口で購入した。
運転免許証を提示し、その場できっぷに氏名を記入させられた。なお、旅行中も誕生日の分かる証明書類の携行が必要。

徳島駅はインクリボンで印字するタイプのきっぷ発行機(マルス端末)だったので、保存するには好都合。高松駅や高知駅は、秋田駅と同様の感熱紙タイプの端末だった。
●高松へ
徳島を後に、香川県の高松へ向かう。徳島-高松間は「うずしお」という特急がほぼ1時間毎に運行している。所要時間は約1時間。
徳島駅に着くと、ちょうどいい時刻。「うずしお」にはグリーン車がないので、自由席にこのまま乗ろうかなと思ったが、みどりの窓口が空いていたのでバースデイきっぷを提示し「次の『うずしお』で高松まで!」と言って普通指定券を発券してもらった。日頃ケチな者としては、これだけで贅沢!

駅名標の「徳島」の左にあるのはプロ野球四国・九州アイランドリーグ「徳島インディゴソックス」のロゴ。
改札は自動化されておらず、ホームも昔ながらの造りの駅だ。四国は高松から松山付近以外は電化(電車や電気機関車が走れる設備)されていないから、徳島はすべて気動車(ディーゼルカー)だが、普通列車用は環境に配慮した新型車両が多かった。

山陰で乗ったJR西日本のキハ187系と同様のコンセプトの車両で、カーブを高速で通過できるようになっており、需要に応じた短い編成で走る。
キハ187系よりもこのN2000系の方が先に設計された車両だけど、多少色気のあるデザインというか、187系ほど無愛想じゃなくて、好き。エンジと紺のアクセントがカッコイイ。
この時の「うずしお」は2両編成。大部分が自由席で、指定席は1号車の座席番号1番から4番までの16席だけ。

天井に表示があり、座席の枕カバーを指定席部分だけ青くして(他は白)区別しているが、仕切りなどはないので、やっぱり間違って座っていた人がいた。
指定席の客は僕ともう1人だけ。だけど自由席はなかなかの乗車率。指定券を取っておいて良かった。
快調に走り出して最高速度130km/hでぐんぐん飛ばしていくが、停車駅がわりと多い。自宅そばの駅に止まる気軽な特急として自由席メインなのだろう。
車窓は特にいいわけでもないが、僕は初めて通る区間であるし、遠くに来ていると思うと目を離せない。香川県に入ると、ため池が見えた。
高松に到着すると、正面の“トレインマーク”が「うずしお」から「回送」に変わるため、ぐるぐる回り出した。他の列車名が次々に出てくる。

通常は赤い背景に白抜きのマークだが、一瞬、緑の背景に水色で渦が描かれた「うずしお」が見えた。
緑のマークは、旧型車両(キハ185系)で運転される一部の「うずしお」用のマークらしいが、新しい車両にもそれがセットされているようだ。

かつて、宇高連絡線の乗り換え駅であった名残で、ホームは行き止まりの構造(頭端式)になっている。(2001年に現在の位置に若干移動した)
そして、ホームがフォークや櫛のように末端がつながっていて、そこに改札口があるので、段差や階段なしに移動できるのが特徴。(上野駅の低いホームみたいな感じ)
ホームには宇高連絡船内にあったうどん屋の味を引き継いだ、「連絡船うどん」という立ち食い讃岐うどん屋(以前食べたけどおいしかった)などもあり、活気がある。1日平均乗車人員が1万3千人ほど(秋田駅よりも少し多い)で、四国の他の県庁所在地の駅(いずれも1万人以下)を大きく引き離す、四国最大の駅。「四国最北端の駅」でもあるそうだ。

2001年に新築された駅舎内は広くて天井が高い。JR四国で自動改札機が設置されているのは高松と高知だけ。

近くに高松港、高松城趾・玉藻公園などがある。今回は高松には乗り換えで立ち寄っただけだが、せっかくなのでちょっとだけ歩いてみた。
高松市は人口42万人の中核市。私鉄の高松琴平電気鉄道(ことでん)が走っている。
高松駅からことでん「瓦町」駅にかけてはいくつかの商店街があり、それらが「高松中央商店街」としてアーケードでつながっている。このアーケードは2.7キロに及び、日本一長いアーケードとのこと。

自転車も歩行者も多い。やはり高松の市街地も衰退しているとはいうが、賑やか。
兵庫町を抜けると、三越や中央郵便局などがある「丸亀町商店街」。


ドーム状のものは直径26メートル、高さ32.2メートルで「日本一高いアーケード」。詳細はよく分からないが、2007年頃にでき、「丸亀ドーム」と言うらしい。夜間に内側に灯りが点くと、きれいに見えるようだ。
あんまり意味はなさそうだけど、インパクトはある。
商店街のすぐそばは、「高松中央通り」と呼ばれる大通り。国道11・30号線の重複区間。

徳島市同様、歩行者と自転車の通行区分が明確に区分されていた。徳島県道のような“分離柵”や告知看板はなく、路面に着色しているのは自転車側だけだが、これでも充分。
もっとも実際にはアーケード内を通る自転車の方が多かったけれど…(禁止されていない)

2005年9月の国交省四国地方整備局香川河川国道事務所と高松市の発表によれば、ここでは自転車区分の明示だけでなく、バリアフリーに配慮した段差・勾配の緩和およびブロック(インターロッキング)老朽化・水はね、水たまり対策として、ブロックを廃止して透水性舗装への変更が行われたそうだ。しかも、その舗装材には、既存の陶器ブロックを再利用したそうだ。きっとブロックを砕いて舗装したのだろう。
これなら、秋田市の県道・竿燈大通りでもできるんじゃない? あんなデコボコしたへたくそなブロック敷きをしなくても済むし。
最後に、

その色は、

歩行者用薄型信号は

この歩行者用信号機は、“お弁当箱”型というより、若干カーブがあり“枕”型といった感じかな。メーカーが違うためで、秋田市でも五丁目橋などに同型の茶色のものが設置されている。
後日紹介する、高知市でも同じような色合いの信号機があった。個人的に好きな色だし、南国らしくていい色だと思う。
一方、徳島市では一般的なこげ茶色のしか見なかった。徳島は藍染めが盛んだから、青い色の信号があってもいいかも。
こちらで紹介した通り、秋田市内には鈍く光る濃い緑色、松江市ではゴールドの信号機があったが、最近は光沢感のある信号機が流行ってるのだろうか。材質とか塗装技術などのためかもしれない。
次は、一度本州へ戻ります。