広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

弘前大・弘前駅 2020.11

2020-12-04 23:58:52 | 津軽のいろいろ
弘前の続き。弘前大学と弘前駅の風景。

弘前大学文京町地区の正門側の1番地。時間の都合で3番地側はバスで通っただけに終わった。
正門
門入ってすぐの左側は、かつての教養部→共通教育棟、今は総合教育棟。その北側の中央部分が覆われて工事中だった。
25年前は、たしかこの部分が、いちばんボロっちい講義室だった。階段教室ではないが固定式の席で、音響設備なし。そこの1階の講義室【5日追記・2室ほどあってそのどちらかだったと思う】で、大学に入って最初のオリエンテーション、数日後には大学最初の講義(=選択した結果、偶然この部屋の科目だった)を受けた。【5日追記・テレビなどもなく、昭和30~40年代の雰囲気が漂うような部屋だった。裏側は中庭の掲示板の裏面に面していたはず。】
今では、中廊下で学生ホールや教員免許状更新講習支援室、男女共同参画推進室が入っているようだから、改装されたのかな。

外観は、国立大学法人化前後に、一括でリニューアルされているが、10年以上経つから手直しの工事か。
3番地の附属遺伝子実験施設も、覆われていた。これは新築されて20年強になる。


文京町地区敷地内の木々は、紅葉でなく黄葉しているものが多く、なかなか美しかった。
文京町3番地地区にはメタセコイアがあるのは知っていたけれど、正門のある1番地側も。
東辺。正門・バス停方向を背に富田大通り
↑向かいのクリーニング屋さんの建物が新しくなっている(ストリートビュー最古の2013年時点ですでに)。取り次ぎでなく、ここで作業をするお店で、旧店舗だった当時は、アイロンなんだろうか水蒸気がよく立ち上っていたものだった。

北辺。旧外国人教師館の裏面

西辺・教育学部裏。背が高い1本だけ常緑樹か


弘前駅。改札内から改札口方向を見ると、
床に何かある?
その前に、改札の外、まっすぐが3月に閉店したびゅうプラザ弘前駅跡。
先日の記事の通り、びゅうプラザはすべてなくなり、東北では県庁所在地駅に代わりのコンシェルジュが設置される。弘前には設置されないわけで、跡地はどうなるか。
【2021年4月3日追記】びゅうプラザ跡に、2021年4月2日【駅ビルアプリーズのサイトによれば4月1日付】に、待合室・観光情報提供の「津軽ラウンジ」とシードルやアップルパイなどの販売・イートインの「BRICK A-FACTORY」ができた。ほかに、改札横の売店が「Petit Appli(プチアプリ)」としてリニューアルし、惣菜なども販売。
【2023年1月9日追記】売店は2022年3月21日閉店。(以上追記)

床面を逆方向(改札口を入った視点)から見ると、
立体的に見える
最近、少し流行っているらしい「錯視サイン」というヤツだ。
2019年1月に京浜急行の羽田空港の駅で、日本の鉄道で初めて採用されて話題になり、いくつかの鉄道会社が追随したようだ。JRで、秋田支社で、弘前駅で、設置されたとは!

上の写真のように、弘前駅の改札口を入ると、左奥へ進みたくなってしまうと思う。1番線へ下りる階段。
1番線へのエスカレーターは左後方へ戻る形、2・3番線へは右へ曲がらないといけなくて分かりづらいので、設置したのか。

前から思っていたのだが、錯視サインは目立つのは確かだけど、目や足の悪い人や、そそっかしい人は、本物の障害物だと勘違いして、足がもつれて転ばないかと心配だった。実際に見ると、近づくと立体感が失われるので、さほど危なくもないのかなと感じた。
【2021年2月20日追記】その後、いつの間にか、秋田駅の改札内にも、同様の表示ができていた。


もう1つ、上の写真の左奥、待合室の入口に「青森りんご」と書かれた箱がある。自動販売機。
右面は青森県の形とリンゴ
これはマスコミやネットで話題になっていた。
販売商品に注目

36枠全部がりんごジュース!

JR東日本ウォータービジネス(2021年春にJR東日本リテールネットに吸収合併予定)のオリジナル商品「acure」の100%ジュースシリーズばかり。
産地(信州もある)、品種、時期で複数商品あるが、この時は、青森りんご(ミックス)、ジョナゴールド、トキ、つがる、きおう、ふじ、それぞれ6枠ずつ。
300円もする「世界一」品種のジュースも数量限定で売られると聞いていたが、売り切れてしまったようだ。
【5日補足・12月5日時点で、秋田駅のacure自販機に入っていたリンゴジュースは、複数台で「ふじ」のみ。土崎駅では確認した3台中1台に「ジョナゴールド」だった。もちろん、各機とも1枠ずつ。】【7日補足・秋田駅自由通路のタッチパネルのイノベーション自販機には、ふじとトキ、土崎駅の残り1台にはふじが入っていた。】

りんごジュースばかりのacure自販機は、2017年に青森駅と新青森駅で設置されていた。
市町村単位では日本一、全国シェア2割のリンゴ生産量を誇る弘前市。
しかもこのacureのリンゴジュースの製造も、現行商品は「JAアオレン」こと青森県農村工業農業協同組合連合会、昔出ていたゼリー飲料はニチロサンパック(現・ゴールドパック)と、いずれも弘前市内の工場のはず。
それなのに、弘前駅には未設置だった。やっと今年2月26日設置。当初は普通の白と水色のボディで、デザインを公募したようだ。

そうそう。少なくとも1995年頃、旧駅舎時代の2・3番線ホーム上にも、リンゴジュースばかりの自販機があった。
たしかアオレンかシャイニー(青森県りんごジュース)どちらかのもので、枠は少なく、小容量PETボトルは一般的でない頃だったので缶のみ。100%のほか、リンゴサイダー(=ということはアオレン?)などもあったはず。

【7日追記】弘前駅の改札内にこんな自販機を置いて売れ行きはどんなもんだろう。改札内に売店はないし、通勤通学客がリンゴジュースをそんなに欲しがらないだろうから、ここに普通の自販機を求める客もいるだろう。むしろ、改札の外の自由通路とか下の観光案内所付近に置いたほうが、鉄道利用者以外の観光客の目に留まって売れそう。

弘前の話は続く
コメント (2)
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