気まぐれに交換(しかも書式がいつも微妙に違う)される、秋田中央交通の秋田市内のバス停の表示板。
最近では、2021年2月頃に通町の上り側が交換された。
また1つ発見。
「秋田貨物駅入口」
運行形態が特殊(下りの末端と上りの始発が、同じルートで重複している)な泉ハイタウン線と、八橋回りの泉八橋環状線が通る、本数が多い側のポール。
以前記事にしたように、ローマ字なし、角ゴシック体を透明シールに印刷したものを貼った表示板で、支柱はサビサビだった。今年2月5日時点では、まだそれだったのを確認しているので、通町と同タイミングで交換された可能性がある。
新しい表示板の文字配置は(通町と違って文字数が多いので)判断できないが、現行の標準的な見た目で、転用ではない新品っぽい。
この場所にバス停ができたのは、市営バス時代1992年のはずで、当初は「秋操駅入口」。2006年に中央交通へ移管され、その翌2007年に「秋田貨物駅入口」になったそうなので、表示板は中央交通作成で、14年に達しようとするものだったことになる。
(再掲)西向きの面
西日が当たる側はボロボロながらいちおう判読でき、その裏面は黒々とした文字のままで、シールの耐久性は悪くなったようだ。
(再掲)むしろ支柱が
支柱もピカピカに
台座に注目。
なんと言うか…
台座は新品ではないのは確実。以前と同じものの可能性が高いが、見た目は変わった。
銀色のスプレー塗料がかけられている。ここ以外でも、台座を再利用した場合に、たまに行われる手法。支柱のサビが流れて汚れていたから、それを隠す目的だと思われる。でも、もうちょっと丁寧というかきれいに【9日追記・まだらにスプレーされているので、「均一に」が適切か】やってくれても。
以前の記事で触れているが、神田線等の保戸野八丁の上り側は、市営バス末期の交換で同様のシール貼り。判読に支障がない状態のせいか、現時点で変わらず。
また、この秋田貨物駅入口の向かい側・環状線泉回り(平日1本だけ)用は、2016年の運行開始時に転用ポールが置かれている。ここ何年かで、その支柱の根元付近が腐食して、ちょっと危なそうな感じがするのだが、そちらも変わらず。
ところで、秋田貨物駅入口から秋田駅に向かって次の次のバス停が、泉外旭川駅開業で新しく乗り入れる(ハイタウン線上り便のみ。環状線は両方向とも乗り入れず)ようになった「泉駅前広場」。※開業直前の状況。
バス停名称は、秋田市主導の命名らしく、中央交通が勝手に決めたのではない。反対側の、秋田市マイ・タウンバスのバス停は「外旭川駅前広場」。どちら側の駅前か分かる命名にしている。なお、外旭川側で中央交通・神田線が乗り入れないのは、道路構造に支障があるため。道路工事完了後2022年10月以降乗り入れ予定【追記・2023年2月23日から、神田線全便上下とも乗り入れ】。→外旭川側のマイタウンバスについて。
正面奥が地下道下り口、その向こうに電車がいる
地下道出入り口から離れた、屋根もベンチもないところにぽつんとポールが置かれた。
「泉駅前広場」
意外に新品ではない。
台座は見るからに転用品、銀スプレーはなし。支柱だけは新品(反射テープなし)で、時刻表枠の取り付け方法は頭でっかちタイプと同じ、バネが付いたもの(貨物駅入口は従来どおりの方法)。そして表示板は、
なんか…
気のせいか、青い部分が下方に広く、赤い部分が狭いような感じ、全体的な色合いも最近交換されたのとやや違うようにも。文字は基本のローマ字入り、太いスーラ。
そして、黄色い部分に何かありそう。裏面のほうが分かりやすかったので、画質調整もすると、
「雄和市民サービスセンター」!
これまで、転用前のバス停名が下に透けている表示板は、文字の凹凸も分かる状態だったが、これは平面的な輪郭の痕跡かもしれないが、とにかくくっきり。転用品であることが丸わかりだ。
2019年春に廃止された雄和線で使っていたものだろうか。
中央交通では、昔から旧・雄和町に路線を持っていて、町制時代末期には町から100円バス「ユーグル」も受託していた。秋田市への編入後、縮小、一時廃止、復活などを経て、2019年以降は中央交通系列は雄和から撤退(国際教養大関係路線、空港リムジンを除く)している。
以下妄想。
泉外旭川駅への路線バス乗り入れについての中央交通の考えは、3月14日付秋田魁新報によれば、人口減少・乗客減少、収入落ちこみ、運転手不足を理由に挙げ「新路線の開拓は現時点で厳しいとしている。」とのこと。
それはウソではないが、全国どこでも同じだろう。
中央交通のホンネとしては、泉外旭川駅での路線バスが便利になってしまうと、ドル箱路線である新国道経由や神田線の、秋田駅からの通し客が減り、自社の収入が減ってしまうから、やりたくない。秋田市がやれと言っているから、渋々、申し訳程度に乗り入れているのではないか。(根拠のない独断の邪推です)
そして、そのアテツケとして、新品でない表示板、しかも同様に秋田市の交通政策に振り回された雄和地区で使っていた表示板を使い回しにあてがったのかも?!(根拠のない独断の邪推です)
だって、新駅がこのタイミングで開業して、バスが乗り入れることは、ずっと前から分かったのに新品じゃないなんて。
結論として確実なのは、中央交通のバス停表示板は、相も変わらず気まぐれということ。
※この後2021年夏のバス停表示板更新状況。
最近では、2021年2月頃に通町の上り側が交換された。
また1つ発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/3c/c715d6826c2b058eb1621ebec242c4da.jpg)
運行形態が特殊(下りの末端と上りの始発が、同じルートで重複している)な泉ハイタウン線と、八橋回りの泉八橋環状線が通る、本数が多い側のポール。
以前記事にしたように、ローマ字なし、角ゴシック体を透明シールに印刷したものを貼った表示板で、支柱はサビサビだった。今年2月5日時点では、まだそれだったのを確認しているので、通町と同タイミングで交換された可能性がある。
新しい表示板の文字配置は(通町と違って文字数が多いので)判断できないが、現行の標準的な見た目で、転用ではない新品っぽい。
この場所にバス停ができたのは、市営バス時代1992年のはずで、当初は「秋操駅入口」。2006年に中央交通へ移管され、その翌2007年に「秋田貨物駅入口」になったそうなので、表示板は中央交通作成で、14年に達しようとするものだったことになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a5/0645fa6425a1c06dd267717c90aa81b9.jpg)
西日が当たる側はボロボロながらいちおう判読でき、その裏面は黒々とした文字のままで、シールの耐久性は悪くなったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/59/7688d8655d5dad49465d0903c0e1688c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/c1/ead073be0ab1df7100d7ed90b17024a1.jpg)
台座に注目。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8b/81c5d5df8ae52d71e7448efeebd51f61.jpg)
台座は新品ではないのは確実。以前と同じものの可能性が高いが、見た目は変わった。
銀色のスプレー塗料がかけられている。ここ以外でも、台座を再利用した場合に、たまに行われる手法。支柱のサビが流れて汚れていたから、それを隠す目的だと思われる。でも、もうちょっと丁寧というかきれいに【9日追記・まだらにスプレーされているので、「均一に」が適切か】やってくれても。
以前の記事で触れているが、神田線等の保戸野八丁の上り側は、市営バス末期の交換で同様のシール貼り。判読に支障がない状態のせいか、現時点で変わらず。
また、この秋田貨物駅入口の向かい側・環状線泉回り(平日1本だけ)用は、2016年の運行開始時に転用ポールが置かれている。ここ何年かで、その支柱の根元付近が腐食して、ちょっと危なそうな感じがするのだが、そちらも変わらず。
ところで、秋田貨物駅入口から秋田駅に向かって次の次のバス停が、泉外旭川駅開業で新しく乗り入れる(ハイタウン線上り便のみ。環状線は両方向とも乗り入れず)ようになった「泉駅前広場」。※開業直前の状況。
バス停名称は、秋田市主導の命名らしく、中央交通が勝手に決めたのではない。反対側の、秋田市マイ・タウンバスのバス停は「外旭川駅前広場」。どちら側の駅前か分かる命名にしている。なお、外旭川側で中央交通・神田線が乗り入れないのは、道路構造に支障があるため。道路工事完了後
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/88/8dd415be4c8b8201cbd6e34a8f3247e0.jpg)
地下道出入り口から離れた、屋根もベンチもないところにぽつんとポールが置かれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/57/3a0831bfa798f961d352b3a45a5bc58d.jpg)
意外に新品ではない。
台座は見るからに転用品、銀スプレーはなし。支柱だけは新品(反射テープなし)で、時刻表枠の取り付け方法は頭でっかちタイプと同じ、バネが付いたもの(貨物駅入口は従来どおりの方法)。そして表示板は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/04/c3066ee8f6545ec7188df4d5c2782be0.jpg)
気のせいか、青い部分が下方に広く、赤い部分が狭いような感じ、全体的な色合いも最近交換されたのとやや違うようにも。文字は基本のローマ字入り、太いスーラ。
そして、黄色い部分に何かありそう。裏面のほうが分かりやすかったので、画質調整もすると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/94/106c4a96bb4701752f16aefe789ec215.jpg)
これまで、転用前のバス停名が下に透けている表示板は、文字の凹凸も分かる状態だったが、これは平面的な輪郭の痕跡かもしれないが、とにかくくっきり。転用品であることが丸わかりだ。
2019年春に廃止された雄和線で使っていたものだろうか。
中央交通では、昔から旧・雄和町に路線を持っていて、町制時代末期には町から100円バス「ユーグル」も受託していた。秋田市への編入後、縮小、一時廃止、復活などを経て、2019年以降は中央交通系列は雄和から撤退(国際教養大関係路線、空港リムジンを除く)している。
以下妄想。
泉外旭川駅への路線バス乗り入れについての中央交通の考えは、3月14日付秋田魁新報によれば、人口減少・乗客減少、収入落ちこみ、運転手不足を理由に挙げ「新路線の開拓は現時点で厳しいとしている。」とのこと。
それはウソではないが、全国どこでも同じだろう。
中央交通のホンネとしては、泉外旭川駅での路線バスが便利になってしまうと、ドル箱路線である新国道経由や神田線の、秋田駅からの通し客が減り、自社の収入が減ってしまうから、やりたくない。秋田市がやれと言っているから、渋々、申し訳程度に乗り入れているのではないか。(根拠のない独断の邪推です)
そして、そのアテツケとして、新品でない表示板、しかも同様に秋田市の交通政策に振り回された雄和地区で使っていた表示板を使い回しにあてがったのかも?!(根拠のない独断の邪推です)
だって、新駅がこのタイミングで開業して、バスが乗り入れることは、ずっと前から分かったのに新品じゃないなんて。
結論として確実なのは、中央交通のバス停表示板は、相も変わらず気まぐれということ。
※この後2021年夏のバス停表示板更新状況。