広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

JRバス秋田支店の今

2021-05-05 23:31:36 | 秋田のいろいろ
秋田市内の建物。
ガラスにツバメマーク、ブラインドにその影
国鉄バス→JRバスのシンボルマークである。これがあるのは、
この引き戸

秋田市内でJRバスといえば、保戸野桜町の天徳寺地下道の上。
その名称は、「ジェイアールバス東北秋田支店」だったけれど、2021年2月で廃止(この記事参照)。
秋田から完全撤退ではなく、3月以降は、仙台支店管理下の「秋田乗務員宿泊所」に変わったらしい。宿泊所といっても、乗務員の出退勤はあるそうだ。
車両の配置はなくなった。複数台のバスが線路と並行に置かれていた以前の光景はなくなり、秋田配置だった車両は他支店へ転属。
(再掲)秋田支店当時

秋田乗務員宿泊所になった今
この時は1台だけいて、高速バス用の「H677-13414」「仙台200か500」。以前から仙台所属だったらしい。既存車と転属車が一体的に運用されているのか。
東京行き夜行高速バスの車も、仙台ナンバーの車が使われていた。

門柱と建物壁面
門柱は「秋田支店」をはがして「JRバス東北株式会社」に。壁面は「支店」をはがして「JRバス東北/秋田」に(別の面も同じ)。
【6日補足】現時点では「乗務員宿泊所」であることを示す大きな表示は見当たらなかった。

冒頭のツバメマークのガラスの建物は、別棟。
「JR秋田自動車整備工場」
これと逆側の隅には、洗車機もあったが、これらは稼働しているのだろうか。

再び本体の建物。写真は道路側だが、逆の線路から見える面も同じ表示のはず。

やはり「支店」は消されているが、その上。
「貸切バス 各種旅行のご相談は JRバスへ」
たしか昔は、旅行業務も行っていたとか聞いた。手書き風文字だし、その頃のものだろう。
貸切バスも、3月以降はここでは頼めなくなったようだ。秋田ナンバーの貸切車もいなくなったのだから当然。

E6系(スーパーこまち)カラーのバス「H647-07402」は盛岡支店へ移ったようで、「盛岡200か425」になったとのこと。
ちなみに、この車は、もともと盛岡支店配置の「びゅう」バスを塗装変更して、秋田へ転属させていたたもの。今回で盛岡へ戻る形になった。この記事参照。
いちばん最初に秋田にいたE6系カラーの新車「H647-13401」は、それと入れ替わりで盛岡へ転属していた。これで盛岡支店にE6系カラーが2台いることになるのかな。

人気があったであろうE6系バスも、【6日追記・個人的には憧れの存在であった】ツバメマークのバスも、秋田ではさらに縁遠い存在になってしまった。
あと、だいぶ前の話で、もうなくなっていたはずだけど、秋田支店の業務用車両の日産マーチ(たしか1992~2002年の2代目マーチ)があった。白い車で、ドアのところに、小さくツバメマークが描かれていて、かわいらしかった。【6日補足・集金や銀行回りのような、総務・経理業務に使っていたのかも。】

【6日追記】整備工場や駐車スペースを使わないのならば、用地を縮小するか移転する可能性もあり、今後に注目。
また、線路沿いの(線路と市道にはさまれた)土地のうち、ここより秋田駅寄りは、泉踏切まで微妙な幅の空き地になっている。家を建てるにはやや狭そう。道路に歩道がないが、泉外旭川駅開業で秋田工業高校の生徒がここを歩いて通学するようなので、安全のため歩道を造るのもいいかもしれないけど、歩道にしては広すぎる(けど悪くはないかも。泉踏切の狭さや車合流の多少の改善になるかもしれないし)。この記事にて

元秋田支店の1年後2022年5月の状況
コメント (2)
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