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「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在3

2021年11月03日 | 歴史
🌸「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在3

キリシタン大名たちは、本当の信仰を持っていたのか
 ☆日本の仏教とキリスト教の間には大きな違いを感じる

 ☆キリスト教は厳しい宗教
 *「キリストのために死ね」と言われたら、「はい、喜んで―」と
 *即答するくらいでないと、信仰があるとは言えない
 ☆宣教師らは、天国の存在を確信していたからこそ
 *苦しい想いをしてもキリストのために死ぬことができた
 ☆キリスト教を受け入れたキリシタン大名たち
 *豊臣秀吉は、キリシタン大名たちに対して
 *秀吉は「キリスト教を棄てろ」と迫る
 *多くのキリシタン大名は秀吉の言葉に従う
 *心の中では「俺はキリスト教徒だ」と思い続けるにとどめた
 *表向きにはキリスト教を棄てた
 ☆キリシタン大名の高山右近
 *「自分はキリスト教を棄てることができません」と告げた
 *彼は、城も領地も没収された
 *本当の意味でのキリシタン大名は、高山右近だけだった
 ☆キリスト教の教義に基づけば、
 *神を本当に信じているなら
 *表向きは信仰を棄てることは許されない
 *神の栄光をたたえる立場である以上
 *殉教を辞さない覚悟で
 *「信仰を棄てることはできません」と言うべきなのだ

「日本人には宗教がない」と言われる理由 ‐
 ☆宗教学者の中に、日本人は宗教的な民族だとコメントする学者もいる
 *一年中宗教由来の行事があり、いろんな形で宗教の影響を受けている
 *日本人は、十分すぎるほど宗教的な民族だと
 ☆一般的には「日本人は宗教に対していい加減だ」と思われがち
 *逆に考えれば「幅広い宗教と触れ合っている」
 *「宗教とうまく距離をとっている」といえるのかもしれない
 *日本人は、多くの宗教の影響を受けている
 ☆現代では、キリスト教信者として許されないことだが
 *中世の時代「心から自分の神様を信じている」という意味は
 *信仰は、それほど厳しいものであったのだと思う
 ☆当時の日本人の多くが
 *キリスト教の宣教師やオウム真理教の信者のような
 *信仰心を持っていたかというと、それは違うと筆者は思う

絶対的信仰心を持たない当時の日本社会
 ☆足利将軍の跡継ぎを決めるくじ引きを行ったとしても
 ☆多くの人が「神さまに選ばれた将軍である」と納得するか疑問
 ☆実際、歴史を紐解いても
 *日本人が神の存在を信じていたと納得させてくれる事例ない
 ☆中世のヨーロッパでは、異端審問や魔女狩りが行われていた
 ☆日本ではそのような激しい事件は起こっていな
 ☆世界の歴史を見ると、宗教弾圧や宗教対立で命を落とす人は大勢いる
 ☆ヨーロッパの宗教裁判ではたくさんの人が亡くなっている
 ☆日本では宗教の対立がらみで亡くなつた人殆どいない
 *欧州などに比べると、日本人の宗教に対する思い入れ
 *だいぶヌルいと言わざるを得ません
 ☆日本の様な、四角四面な信仰心とは縁のない国で
 *将軍を神に任せてくじ引きで選ぶ
 *みなが尊重する発想出てくるとは、筆者には到底思えない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の論点』




「くじ引き将軍」足利義教と神仏の存在3
(ネットより画像引用)

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