慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

足利義満は天皇の地位を望まなかった?

2021年10月31日 | 歴史
🌸足利義満は天皇の地位を望まなかった?

⛳「天皇の地位を狙う」意味が少ない

 ☆足利義満は、時の為政者として絶大な権力を振るった人物
 ☆足利義満は将軍という立場に甘んじず
 *「天皇になろうとしていたのか」のが定説
 ☆筆者はその定説に異を唱える
 ☆足利義義満が仮に天皇になろうとした場合の2つの方法
 *天皇の位を簒奪し、足利家が天皇家を乗っ取る
 *天皇の存在を完全になくすというもの
 ☆「天皇になるという意志を義満が持っていた」とする場合は
 *義満は「纂奪」という手段を択ばざるを得ないはず

生前から「上皇待遇」だった足利義満
 ☆足利義満は、上皇ではなかったが、上皇のような行動をしていた
 *朝廷もそれを認められていた
 ☆足利義満は、上皇の権力を手に入れたので
 *自分が天皇になろうとしたという考え方
 *定説として疑うべきポイントと筆者は思う

「上皇」と「天皇」では、当時「上皇」の方が偉かった
 ☆足利義満、上皇の権力を手に入れているのに天皇になろうとしてた
 *発想の根底には、「上皇は天皇よりも格下である」という考え方がある
 ☆天皇と上皇の関係も、仮に権力を握った天皇皇位を降りた後
 *上皇になっても、権力を手放すわけではない
 *上皇と天皇では、権力を握っている上皇のほうが偉い
 *現在の上皇陛下のようにあまり表に出られないが
 *皇室の歴史でみれば、イレギュラーです
 ☆明治維新以降は、天皇の立ち位置は大きく変わっている
 ☆江戸時代以前の天皇制の在り方
 *現在の天皇制の在り方の比較しても意味がない
 ☆日本の歴史では、権力は地位ではなくて人につくのが常識
 *足利義満が天皇になろうとしたのかどうか疑問

⛳重要なのは、現代の視点ではなく、「当時の視点」を持つこと
 ☆義満が上皇としての格をすでに手に入れていたなら
 *今さら天皇の座にこだわる必要がなかったはず
 ☆天皇家には万世一系の特徴がある
 *天皇家に生まれたわけではない足利家が天皇になる場合
 *皇室の血筋を否定するので、天皇の存在を否定することと同義
 *義満が天皇になった時点で、それは天皇とは違う存在になる
 ☆「足利義満は天皇になろうとした」説
 *研究者の中では支持を得られない状況
 ☆足利義満は、上皇の格式を得た段階で天皇の地位を超えていた
 *「義満が天皇になろうとしていた」説は成立しない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本史の論点』

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ほったらかし投資』の纏め... | トップ | 16世紀地政学(ポルトガル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事