🌸足利義満は天皇の地位を望まなかった?
⛳「天皇の地位を狙う」意味が少ない
☆足利義満は、時の為政者として絶大な権力を振るった人物
⛳「天皇の地位を狙う」意味が少ない
☆足利義満は、時の為政者として絶大な権力を振るった人物
☆足利義満は将軍という立場に甘んじず
*「天皇になろうとしていたのか」のが定説
*「天皇になろうとしていたのか」のが定説
☆筆者はその定説に異を唱える
☆足利義義満が仮に天皇になろうとした場合の2つの方法
*天皇の位を簒奪し、足利家が天皇家を乗っ取る
*天皇の存在を完全になくすというもの
*天皇の位を簒奪し、足利家が天皇家を乗っ取る
*天皇の存在を完全になくすというもの
☆「天皇になるという意志を義満が持っていた」とする場合は
*義満は「纂奪」という手段を択ばざるを得ないはず
⛳生前から「上皇待遇」だった足利義満
☆足利義満は、上皇ではなかったが、上皇のような行動をしていた
⛳生前から「上皇待遇」だった足利義満
☆足利義満は、上皇ではなかったが、上皇のような行動をしていた
*朝廷もそれを認められていた
☆足利義満は、上皇の権力を手に入れたので
*自分が天皇になろうとしたという考え方
*定説として疑うべきポイントと筆者は思う
⛳「上皇」と「天皇」では、当時「上皇」の方が偉かった
☆足利義満、上皇の権力を手に入れているのに天皇になろうとしてた
*定説として疑うべきポイントと筆者は思う
⛳「上皇」と「天皇」では、当時「上皇」の方が偉かった
☆足利義満、上皇の権力を手に入れているのに天皇になろうとしてた
*発想の根底には、「上皇は天皇よりも格下である」という考え方がある
☆天皇と上皇の関係も、仮に権力を握った天皇皇位を降りた後
☆天皇と上皇の関係も、仮に権力を握った天皇皇位を降りた後
*上皇になっても、権力を手放すわけではない
*上皇と天皇では、権力を握っている上皇のほうが偉い
*現在の上皇陛下のようにあまり表に出られないが
*現在の上皇陛下のようにあまり表に出られないが
*皇室の歴史でみれば、イレギュラーです
☆明治維新以降は、天皇の立ち位置は大きく変わっている
☆江戸時代以前の天皇制の在り方
*現在の天皇制の在り方の比較しても意味がない
☆日本の歴史では、権力は地位ではなくて人につくのが常識
*足利義満が天皇になろうとしたのかどうか疑問
⛳重要なのは、現代の視点ではなく、「当時の視点」を持つこと
☆義満が上皇としての格をすでに手に入れていたなら
⛳重要なのは、現代の視点ではなく、「当時の視点」を持つこと
☆義満が上皇としての格をすでに手に入れていたなら
*今さら天皇の座にこだわる必要がなかったはず
☆天皇家には万世一系の特徴がある
☆天皇家には万世一系の特徴がある
*天皇家に生まれたわけではない足利家が天皇になる場合
*皇室の血筋を否定するので、天皇の存在を否定することと同義
*義満が天皇になった時点で、それは天皇とは違う存在になる
☆「足利義満は天皇になろうとした」説
*研究者の中では支持を得られない状況
☆足利義満は、上皇の格式を得た段階で天皇の地位を超えていた
*「義満が天皇になろうとしていた」説は成立しない
(敬称略)
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⛳出典、『日本史の論点』
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