麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

痕センサス

2014年10月12日 | 制作公演関連
ピタパタvol.4『痕-KON-』
(作・演出/今井一隆)
二日目も昼の回は満員御礼。
さらに弾みをつけて折り返し。

(ここで言う「さらに」は
初日に続き満席だったこと)

あとは台風19号の動きが
気掛かりですが
連休中の首都圏直撃は、
なんとか避けられそう…。

とはいえ火曜日。
平日の方が多くの方に
影響が出るだろうから、
単純に喜んではいられない。
あわせて西日本の
被害がより少ないことを願う。

さて。
今井が自作品の上演を目的に
(例外あり)立ち上げたピタパタ。
毎回役にふさわしい俳優を集める
プロデュース公演となる。

昨今はオーディション告知が
随分たやすくなった。
ネットの発達の賜物だ

応募チラシを公演に挟み込むのが
やっとで、役者仲間の横繋がりが
頼みだった時代とは隔世の感だ。

もちろん、キャストが揃うのが
最終目的ではない。それは端緒。
公演成功の鍵を握るのは、
「初めまして」が沢山いる中、
コンセンサスや「共通言語」を
どうように成立するか、になる。

以上、一般論
そーゆー中での『痕-KON-』。

オーディション組は加藤さと、
小林依通子の、実は二人である。

今やピタパタには欠かせない(?)
バッチョこと柴野弘志と
尾彰雄が三回目の常連で、
滝野洋平、歌野美奈子が二度目。
実際の舞台を見、直接オファーした
尾山道郎という八人の
コンセンサスはさほど難しくなかった。



コンセンサスに似た言葉で
「コンセントを差す」があるが、
この舞台にもそんな行為が出てくる。

日本を代表する劇作家の一人、
別役実に「電信柱」「傘」といった
代名詞があるように、
今井ワールドに欠かせない
「扇風機」「かき氷」は今回も健在(?!)

残すは今日と明日の3ステージ。
要町・アトリエ第七秘密基地。

http://homepage2.nifty.com/k_imai/index.html
駅からの道順もアップしてあります。



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