麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

犀ノウノ、シュウケツ

2014年10月23日 | 制作公演関連
アトリエ・センターフォワード
『シャワー』は本日昼が5ステージ目。
折り返して今夜、明日夜、土曜二回、
そして千秋楽と残り5ステージとなる。
だが僕は。
昨日から当日制作を「しむじゃっく」に託し
上野ストアハウスに小屋入り。
劇団櫂人第一回公演『犀』の
準備に取り掛かっている。
只今、場当たり中。夜七時からゲネだ。

お陰さまで土日のチケットは完売。
金曜日の昼夜も残席僅かとなっています。



芸能スクールのシニアクラスで学んだ
有志五人で始まった櫂人(2011年)。
二度のアトリエ発表会と、
ライブハウスでの公演を経て、
満を持しての劇場公演に臨むのは
十三人の男優と女優。
随分劇団らしくなった。
(内訳は男優四、女優九)。

で、その顔ぶれは。
教員、損保代理店から化粧品会社、
呉服店、さらには墓石販売、
フラワーアレンジメント講師
などなど様々な職歴経験者からなる。

客演に三人のプロを迎えて、
立ち向かうのは不条理劇の名作。

イヨネスコの代表作の一つ『犀』は
勿論世界中で上演されており
日本初演は文学座アトリエの会(1960年)。
2009年には松本祐子演出での
新訳(翻訳/中村まり子)上演も。

燐光群がアトリエ公演をしたのは
04年、大河内なおこ演出だった。

さて、遊戯空間主宰・篠本賢一は
どんな『犀』を創りあげるのか?
前述したとおり、個性豊かな俳優が
舞台という名の爼のうえで料理されている。

お皿に盛られるのは、明日だ。
コメント
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