麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

おもに『風待ち』のこと。その5

2015年11月05日 | 制作公演関連
昨夜、上々の滑り出しで

ん? 芝居でこの言葉は宜しくないか…

とにもかくにも昨夜から始まった
ピタパタvol.5『風待ち』は本日昼夜公演。

文化の日に終幕した遊戯空間の
『心中天網島』で演奏者の一人が
骨折し降板したのだけれど、
『風待ち』では照明が入院して
急遽、高橋清志さんにお願いした。
で、なおかつ清志さんは
現在左手首を痛めているが
前段の降板理由が左手首の骨折だった。

不思議な合致である。

さて、本作は大学の映研を出て、
監督を目指すフリーターが主人公
なのだが、僕が次に制作につく
J-Theter公演『東京スタンピード』の
主役の伊沢も、映研出身の
テレビディレクターだったりする。

そうそう、偶然といえば。
本作は主宰の今井の母校でもある
北の方にある「某国立大」がモデルだが、
まさに「映研」だったという方が
初日のお客様の中にいた。

「少年よ大志を抱け」で有名な大学だ。
今井の別のサークルだったそうだが。


話はかわって。
建設現場の図。

造花の鉢植がとても気になった。

自分が「虚」の世界=演劇に居るくせに
というか、だからこそ、きっと多くの人は
「あら、殺風景な工事現場にお花が……」
程度で通りすぎるのだろうが、
この嘘に妙に目を引かれて、
しかも少々切なくさえなった。

土建屋だった親父の、工事現場は働く場。
次の日曜は三回忌だが、本番中で顔を出さない
親不孝な長男の心境なのだろうか。
コメント
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