麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

サウスポー(カミスト2018/7)

2018年03月04日 | 制作公演関連
♪背番号1のすごい奴が相手
 フランミンゴみたい
 ひょいと一本足で♪

1978年3月リリースの、
ピンクレディの代表作のひとつは、
第9回日本歌謡大賞受賞曲でもある。

ここ最近、ケイちゃんの露出が
何故か多いのだけれど……、
まさに彼女自身サウスポーだ。

さて。
♪スーパースターのお出ましに♪
と、詞は続く。我々世代にとっての
「背番号1のスーパースター」は
世界のホームランキング王貞治に
決まっているが、今は誰だろう?

我がヤクルトの山田哲人だったら
嬉しいけれど・・・
関西だったら鳥谷敬?
高校野球ファンなら斎藤佑樹?
あるいは。
松井裕樹 だろうか?
お、まさにサウスポー。

そう、この曲の主人公は、
「背番号1のすごい奴」に
ひるまず闘いを挑む左腕を歌う。



前段が長くなりました。
いよいよ明日、劇場に入る
雷ストレンジャーズ『父』
(2018年3月7日~11日
 サンモールスタジオ)

家父長制の色濃い時代にあって、
「父」であらねばとする男と、
そのシステムの中にいる女性達。

父だけでなく、母、乳母、娘、
それぞれが「より良い生活」を
目指す中に生まれる亀裂の物語。

1日のブログにも記したが、
《心理サスペンスともいえる、
一つの部屋での緊迫の攻防戦》

『令嬢ジュリー』で知られる
ストリンドベリの1887年の
作品に立ち向かうのは、
劇中の登場人物たちだけでなく、
舞台を束ねる演出・小山ゆうなも
また、闘っている。
そんな彼女はサウスポー!

♪弱気なサインに首をふり♪

♪きりきり舞いよ きりきり舞いよ
 魔球は魔球はハリケーン♪

てな具合に観客を魅了します。



・・・追記

日本歌謡大賞は1993年で終焉。
てことは知らない世代も多いのか。

ちなみにピンクレディーは、
同じ年「レコ大」を『UFO』で
受賞しております。

こちらも今や風前の灯な賞に
なってしまいましたが……
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