麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

温故知新と栄枯盛衰

2018年10月15日 | スポーツ
きのう。
柏原元年、つまり2009年開催の
第85回東京箱根間往復大学駅伝競走
で、東洋大学が67回目の出場にして、
初めて大手門のゴールを一番で切った
ことを書いた。
前年10位で辛うじて予選会を回避した
鉄紺が、往路・復路・総合を制した。


その一方で、前年覇者の駒澤が13位と、
まさかのシード落ちをした大会。
それから。
学連選抜の六区を走った川内優輝
(学習院四年)が、区間3位の好走。
往路13位から順位を押し上げると、
アンカー佐野(麗澤三年)も区間2位等
健闘し、復路3位(総合9位)に入った。

ちなみに青学はこの大会22位。
一校棄権したので完走中の最下位。
予選会もドンベで、14位と6秒差で
箱根の切符を手に入れていた。
かつては。
東洋も似たような戦績だった(T_T)

時は巡り。
2018年、駒大は箱根で12位に沈み、
85回大会以来九年ぶりに立川に回った。
だが嘗ての常勝軍団は、さる土曜の
予選会でブッチギリの首位通過。
そんな藤色軍団も全日本はシード。

一方。日体、法政、城西、帝京の
箱根シード組は伊勢路出場権がなく、
六月の予選会を勝ち上がった。

ちなみに順天、国学院、明治は
両大会とも予選を経ている。
・・・群雄割拠
大学駅伝は熾烈を極めている。

そうそう。
往路と復路のある箱根において、
復路のみの優勝が実に解りにくい。
そんな中、84回大会を最後に
総合Vから遠ざかっている駒澤だが、
86、89回の二度、復路を制している。
さらにいえば、四連覇を成し遂げた
78~81回で完全優勝は一度だけで
三回は往路2位からの逆転V。

選手は入れ替わるのに、戦い方には
脈々と繋がるものが生まれる不思議…。

さて。
三大駅伝の開幕に不参戦だった駒澤。
全日本は2011~14年の四連覇のあと
3位、4位、4位と安定感をみせる。
今年は?

ストップ・ザ・青学の一番手は
やはり東洋大学なのか。
出雲を回避した渡辺奏太(三年)が
エントリーされはしたが……。
関西勢ながら7位に食い込んだ
立命館の走りにも期待したい。
昨年の覇者・神奈川の連覇は?

と、自らを鼓舞してはみるのだが。
出雲圧勝のフレッシュグリーンには、
その一冠目に走らなかった林、小野田
(ともに四年)が加わるという。
層の厚さがハンパないって!
(@_@)(@_@)(@_@)
「青学の時代」は勿論、永遠ではない。
ただ・・・
とにかく「ドラマ」を望む。

コメント
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