M.B.Eプロジェクト最後のオフ。
その日はまた、劇団俳優座の
LABO公演No.36
『女と男とシェイクスピア』
稽古初日で、運良く顔が出せた。
オーストラリアの演劇界で
劇作家として人気を二分する
ジョアンナ・マレースミスと
デヴィッド・ウィリアムソン。
本作は後者の代表作で、原題は
『デッド・ホワイト・メイルズ』。
ウィリアムソンは60~70年代の
小劇場運動から出た作家で
風習喜劇を得意とし『デッド~』は
その一つの到達点と言われている。
大学講師が、シェイクスピアに対し、
ジェンダーやポストコロニアルの
視点から激しい批判を展開し、
それに対する学生達の反応が見処
・・・ということでタイトルは
『女と男とシェイクスピア』に。
てか、今回急遽いただいた仕事で
全て受け売りですけどね……

受け売りついでに。
「ポスト・コロニアム」についても
コピペさせてもらいましょう。
1980年代に提唱された概念で、
直訳すれば「植民地時代のあと」。
なるほど、オーストラリアらしい
テーマなのである。
西洋の植民地主義という歴史的事実と
植民地から独立したあとのイデオロギー。
階級、人種、ジェンダーといった
文化的な変化のプロセスを考察する学問。
硬い。難しい。
学術的には、そーなのだけれど。
それを踏まえた「豪州の今日的課題」を
奥手な大学生が、もっとも身近な
家族へインタビューする中で、
様々な発見をする物語なのである。
何故か、時空を越えてシェイクスピアも
出てきちゃうユルい展開だったりもする。
12月の公演なので、まぁそこいらは
おいおいと述べることにします。
その日は、一度通して読んで、
制作面のミーティングを小一時間。
「豪州関係のスポンサーを捕まえて
オージービーフやビール、ワインを
手に入れて、お客様も招いた
前夜祭みたいなイベントをやろう」等
前向きな(?)話題で盛り上がった。
個人的に「オーストラリアのワイン?」
と思ったけれど……。
それこそ植民地を経ている国だけに
仏、伊、独、スイスにクロアチア……
様々な国のワイン技術が融合して、
日本でも大ブレイクした「チリワイン」
同様「新世界」のー翼を担うらしい。
そう言われれば

カンガルーのラベルが可愛い
「イエローテール」を見掛ける。
と、これは月曜日の話。

明けたので、いよいよ今日。
M.B.Eプロジェクト
『喪服の似合うエレクトラ』は
シアターΧに小屋入り。
昨日(10/24)開幕した
卓球のプロリーグの会場と
同じ両国にある劇場です。
初日は、10月27日(土)。
28日(日)まで、全三回公演。
その日はまた、劇団俳優座の
LABO公演No.36
『女と男とシェイクスピア』
稽古初日で、運良く顔が出せた。
オーストラリアの演劇界で
劇作家として人気を二分する
ジョアンナ・マレースミスと
デヴィッド・ウィリアムソン。
本作は後者の代表作で、原題は
『デッド・ホワイト・メイルズ』。
ウィリアムソンは60~70年代の
小劇場運動から出た作家で
風習喜劇を得意とし『デッド~』は
その一つの到達点と言われている。
大学講師が、シェイクスピアに対し、
ジェンダーやポストコロニアルの
視点から激しい批判を展開し、
それに対する学生達の反応が見処
・・・ということでタイトルは
『女と男とシェイクスピア』に。
てか、今回急遽いただいた仕事で
全て受け売りですけどね……

受け売りついでに。
「ポスト・コロニアム」についても
コピペさせてもらいましょう。
1980年代に提唱された概念で、
直訳すれば「植民地時代のあと」。
なるほど、オーストラリアらしい
テーマなのである。
西洋の植民地主義という歴史的事実と
植民地から独立したあとのイデオロギー。
階級、人種、ジェンダーといった
文化的な変化のプロセスを考察する学問。

学術的には、そーなのだけれど。
それを踏まえた「豪州の今日的課題」を
奥手な大学生が、もっとも身近な
家族へインタビューする中で、
様々な発見をする物語なのである。
何故か、時空を越えてシェイクスピアも
出てきちゃうユルい展開だったりもする。
12月の公演なので、まぁそこいらは
おいおいと述べることにします。
その日は、一度通して読んで、
制作面のミーティングを小一時間。
「豪州関係のスポンサーを捕まえて
オージービーフやビール、ワインを
手に入れて、お客様も招いた
前夜祭みたいなイベントをやろう」等
前向きな(?)話題で盛り上がった。
個人的に「オーストラリアのワイン?」
と思ったけれど……。
それこそ植民地を経ている国だけに
仏、伊、独、スイスにクロアチア……
様々な国のワイン技術が融合して、
日本でも大ブレイクした「チリワイン」
同様「新世界」のー翼を担うらしい。
そう言われれば


カンガルーのラベルが可愛い
「イエローテール」を見掛ける。
と、これは月曜日の話。

明けたので、いよいよ今日。
M.B.Eプロジェクト
『喪服の似合うエレクトラ』は
シアターΧに小屋入り。
昨日(10/24)開幕した
卓球のプロリーグの会場と
同じ両国にある劇場です。
初日は、10月27日(土)。
28日(日)まで、全三回公演。