8月21日、深谷市民文化会館にて15:00開演、
「深谷虹の演劇鑑賞会」例会をもって
劇団俳優座『血のように真っ赤な夕陽』巡演は
無事、全日程をおえることができました。
22日は日曜日ゆえ劇団倉庫への荷おろしのみ。
本日、大道具・小道具・照明・音響の各社に返却し、
衣裳をクリーニングに出して、まだ残務もあるけれど
大きな一区切り。
さて再び、土曜日の深谷に話を戻せば。
20日の公演地・伊勢崎からジャンボタクシーで移動。
(乗り切れないので、セダンと2台体制)
朝早くに仕込班、昼前に後発組と、時間差で利根川を渡れば、
街の其処此処の看板、あるいは歩道橋の横断幕に「渋沢栄一」。
そして、たどり着いた会館の十字路の向かいに「大河ドラマ館」。
言わずもがな『青天を衝け』のテーマパークだ。
……勿論立ち寄る余裕はなかったけれど。
かわりに(?)深谷名物・富ばあちゃんのおいなりさん
・・・これもまた、会館のある交差点からすぐ、
大正15年創業の、懐かしい味の釜炊きいなり等の定番から
深谷ねぎ、カレー、サラダなどの変わり種も美味・・・を頂き、
七月下旬、駒ケ根から始まった舞台の「千秋楽」に臨んだ。
カーテンコールには、それを労うプラカードも。
と。千秋楽はあくまで2021年の、である。
満州を舞台にしたこの作品を我々はまだ続けていく。
そうそう。
幕をおろして、一足先に帰京しようとする役者に雨。
しかし、つまり仕込~本番ではこの約一ヶ月、一滴も降らなかった。
天候も、そして内容も(タイトルは〈真っ赤〉だけれど)
青天を衝く演劇作品に仕上がったと、手前味噌だが思う。
だからこそ目指す、再々演。
下は深谷文化会館正面口エントランスに建つ像。
このブロンズの天井に、冒頭の写真。
末筆ながら、本巡演に関わった皆様に改めて深謝。
いわずもがな、この状況下での準備ならびに当日運営は
主催(主に演劇鑑賞会)に加え会館、宿泊施設など
関係各位の力あっての、巡演完走。
ありがとうございました。
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