麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

『血のように真っ赤な夕陽』巡演/深谷公演

2021年08月23日 | 俳優座

 

8月21日、深谷市民文化会館にて15:00開演、

「深谷虹の演劇鑑賞会」例会をもって

劇団俳優座『血のように真っ赤な夕陽』巡演は

無事、全日程をおえることができました。

 

22日は日曜日ゆえ劇団倉庫への荷おろしのみ。

本日、大道具・小道具・照明・音響の各社に返却し、

衣裳をクリーニングに出して、まだ残務もあるけれど

大きな一区切り。

 

 

さて再び、土曜日の深谷に話を戻せば。

20日の公演地・伊勢崎からジャンボタクシーで移動。

(乗り切れないので、セダンと2台体制)

朝早くに仕込班、昼前に後発組と、時間差で利根川を渡れば、

街の其処此処の看板、あるいは歩道橋の横断幕に「渋沢栄一」。

そして、たどり着いた会館の十字路の向かいに「大河ドラマ館」。

言わずもがな『青天を衝け』のテーマパークだ。

……勿論立ち寄る余裕はなかったけれど。

かわりに(?)深谷名物・富ばあちゃんのおいなりさん

・・・これもまた、会館のある交差点からすぐ、

大正15年創業の、懐かしい味の釜炊きいなり等の定番から

深谷ねぎ、カレー、サラダなどの変わり種も美味・・・を頂き、

七月下旬、駒ケ根から始まった舞台の「千秋楽」に臨んだ。

 

カーテンコールには、それを労うプラカードも。

 

 

と。千秋楽はあくまで2021年の、である。

満州を舞台にしたこの作品を我々はまだ続けていく。

 

そうそう。

幕をおろして、一足先に帰京しようとする役者に雨。

しかし、つまり仕込~本番ではこの約一ヶ月、一滴も降らなかった。

天候も、そして内容も(タイトルは〈真っ赤〉だけれど)

青天を衝く演劇作品に仕上がったと、手前味噌だが思う。

 

だからこそ目指す、再々演。

 

下は深谷文化会館正面口エントランスに建つ像。

このブロンズの天井に、冒頭の写真。

 

 

末筆ながら、本巡演に関わった皆様に改めて深謝。

いわずもがな、この状況下での準備ならびに当日運営は

主催(主に演劇鑑賞会)に加え会館、宿泊施設など

関係各位の力あっての、巡演完走。

 

ありがとうございました。

 


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