麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

広尾のお寺で

2021年02月21日 | 鑑賞

 

COVID-19禍、演劇はもとより様々な

「表現活動」の配信が盛んになっております。

 

2月20日には遊戯空間主宰の篠本賢一が、

そのカンパニーでも振付に招く石川弘美、

演奏で招く丸山剛弘とコラボレーション。

 

世阿弥の夢幻能の傑作を

〈演劇×舞踏×音楽による『井筒』〉

と題してライブ配信を行った。

今日からはアーカイブでも視聴可能だそう。

しかも、無料。

 

 

リハーサル風景を二枚。

篠本と、チェロを弾く丸山(一枚目)。

舞台奥に石川、カメラは宮内勝(二枚目)。

下は、本堂の大太鼓。

 

 

場所は渋谷区広尾。

臨済宗大徳寺派の妙高山東江寺。

駅から続く商店街・広尾散歩通りが

一度突き当たるところに、祥雲寺の門。

それをくぐった右手にあるのは、

那須にあった東江寺が合寺して、

この地に移転したため(現在は独立)。

 

そんな禅寺の本堂でのパフォーマンス。

フリー時代にレギュラー制作として

遊戯空間にはお世話になったので、

バラシ要員として参戦した。

 

この企画は、カンパニーの公演ではなく、

篠本のプライベートユニットとのことだが…。

いずれにしろ、挑戦的な企みで面白かった。

これまでも、古典を現代に融合させる試みで

高く評価されてきた「篠さん」の面目躍如だ。

 

 

さて、大徳寺の総本山は京都にある。

北区紫野大徳寺町と住所にもなっていて、

恐らくそこから来ているのであろう、

派の機関誌は「紫野」で、玄関脇に置いてあった。

「むらさきの」と読むわけだが「しの」とも読める。

これも何かの「えにし」だろうか?

 


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