2024年は様々な周年が重なっていて、
中でも「築地小劇場100年」は、
百という大きな節目もあいまって、
演劇界にとっては……いや、
それだとやや大き過ぎるから
「新劇界にとってはエポック」が
正しいのかも知れません。
さて、そんな時節に観劇したのが
東京演劇アンサンブル『行ったり来たり』
(3月31日千秋楽)
創立70年記念公演第一弾は
新しさをまといながら、
劇団の伝統の上に立脚した
良い意味で「らしさ」を感じた舞台。
会場は、すみだパークシアター倉
(3/28〜31)でしたが、
同月23日、24日には劇団拠点の
野火止RAUMで上演。
これもアンサンブルならではだ。
劇場からはスカイツリーも眺められ、
最近は小洒落たカフェなども増えた
錦糸町界隈だけれど、
道路にはみ出して、土に陽を当てる
昭和な暮らしの残る町もまた、
アンサンブルには相応しい。
そうそう、筆者の住む池袋からは
秋葉原で乗り換えるのだけれど、
JR下りホームの立ち食い蕎麦屋の
名物ステーキカレーが
昨今の値上がりの波とともに、
随分高くなっちゃった
でも、これはまた別の話。
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