先日、日本の「某国営放送」
(とよく称されるけれど、
違うことは言うまでもない)で
壁をテーマにした番組があった。
ドイツの壁がなくなった映像ののち、
世界のあちこちに新たな壁が
次々と築かれている、という内容。
目に見える「壁」は幸いにも
まだ日本にないけれど。
当然目に見えないそれは沢山ある。
それから「壁」という姓もある。
地形が壁のように削げている崖、
が由来で、石川、東京、神奈川に多い
と、「名字由来net」で知った。
「かべ」という音だけでいえば、
加辺、神部、河辺、可部、嘉部、
下部などもある。
同じ支流の姓なのか、
音だけ同じで由来は異なるのか、
わたしには判らない。
高橋という平凡な名字のせいか、
かっこいいなぁと思う姓が
幾つかあり、その一つが「日下部」。
「くさかべ」は、仁徳天皇の
王子のために設けられた役職
=御名代部(みなしろべ)や、
古代の日下部の職に任じた末裔
(前述と同サイト参照)だから、
「壁」とは別の流れにある。
昔はブルペンキャッチャーを
「壁」と言っていたけれど、
ふと気づけば最近は聞かないような。
昨今のコンプライアンス的に
控えられたのかしら……。
極端な言葉狩りは別の意味で怖い。
NHKをたまさか見ていた流れから
あちこち散らかってしまった。
まるで大意はない。
隣国を「敵」と明記する、
世界でもすこぶるマレな憲法が
できるできないという報道を耳に、
当然成立しないことを強く望むし、
成れば、余りに大きな壁になると
戦慄もするけれど……。
それを意図して書いたのじゃ、ない。
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