
劇団俳優座No.343『火の殉難』
登場人物紹介シリーズも終盤である。
歴史上の人物(高橋是清や原敬など)から
是清の家族……が続いたのち
再び周辺人物へ、という流れで
今日は「帝都経済新聞」の神田源一記者。
1991年入団の渡辺聡が演じるのだが、
とある晩、紹介状を持って高橋邸を訪れ、
政財家・是清に取材を申し込む役である。
インタビューの中で「だるまさん」こと
是清の半生が次々に浮き彫りになる。


そういえば、読み稽古から
立ち稽古へと移る節目に、
高橋是清役の河野正明が誕生日で、
昨日はアクト飯倉での最終日だった。
そして今日から、ついに第一稽古場だ。
俳優座の、血と汗が一番濃く染み入った場所で、
ここにお客様にお越しいただき上演となる。


まっさらな状態が仮組の舞台に。
気持ちも高まります。
1964年の今日は日本中が高まったのは
東京五輪の開会式

この日が「晴れの特異日」と
多くの日本人が信じているけれど、
どうやら違うらしい。

けれども『火の殉難』は

初めての実寸で、新たな課題も見つけつつ、
「本番と同じ空間」での挑戦や実験を試す
濃厚な四時間となった。


明日はお休み。
12日(月)は……おまたせしました
『火の殉難』一般前売発売日です。
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