麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

セミ

2020年07月31日 | 身辺雑記
「セミ!」
そうセッターに声をかけて、助走に入る。
バレーボールの世界でいうセミとは、
トスのあがりっぱなをた叩くクイックと
両サイドに大きく弧を描くオープントスの、
「中間」の高さを要求する場合だ。

ラテン語の「半分」や「準」の意味を持つ
接頭辞semi-が由来。正確にいえば、
セミオープン=オープンの半分。



7月の終わりにようやく蝉の声。
天候不順で、今年の蝉の成虫は
短く淋しいシーズンをむかえ
……ん? 
とある気象会社は暑い夏を予測
ということは、短くも、濃い一生になる?



季節のはなしでいえば。
我が家の玄関脇の壁には毎年、
ヤモリがペタっと張りついていて、
今年も数日前に姿をあらわした。

3階建てのマンションの302号室。
その上の陸屋根部分が奴の根城だ。
寒い時期はそこにいて姿をみせない。



そういえば。
長期政権を築く総理を見掛けない。
僕は政治に疎いけれど、詳しい友人が
「夏休みらしいよ」と。
政治家だろうが国のトップだろうが、
休息は勿論必要である。
……あるけれど今ではないよな~

で、ちょろっと検索。そしたら
〈当初、4連休を利用した夏休みを
検討したが取りやめた〉
〈半分夏休みモード〉てなワードがヒット。
……なるほど、なるほど



わたしの夏休み。

小学校の頃ならお盆の帰省。
青森は今よりずっと遠かった。
実距離が変わるはずもない。
道路や鉄道などのインフラが脆弱だった。

中学は部活の思い出に尽きる。
灼熱の体育館。
正直強くはなかった。
ただ同一地区に強豪がいたのも事実。
あの辛さが、今はポジティヴに懐かしい。

大学時代は旅。
青春18切符で観光地以外に降り立ち、
8月6日には長崎の稲佐山に居た。
そこから南下して鹿児島の野間んちに
合流したのは何回生の時だったかしらん。

その悪友どもとは文芸同人誌を。
「ども」とはいえ10人に満たなかったから
編集長は仕方なく複数のペンネームで
あたかも同人が沢山な風を創出。

そのなかに八月一日晴(ほづみはる)
ってのもあった。
高校時代、クォーリーメンというバンドに
詩を提供していた時も使っていた筆名。

2020年8月1日。
東京の予報は、曇りのち晴れ
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