末広がりの「八」回目ですが、
世の中は七日に緊急事態宣言発出の様子。
もちろん生命第一である。
出来うる限りの協力は惜しまないけれど…。
おっと
七草も明けないうちの愚痴はよそう。
堀江安夫:作、眞鍋卓嗣:演出
『北へんろ』は1月6日、長逗留した
護国寺のスタジオをあとにして調布へ……。
思えば20日ほどお世話になりました。
本来なら周辺のお店とも親しくなるところ、
COVID-19禍、駅とスタジオの往復のみ。
それでも随分と風景には馴染んだ。
ともかくも作品はギュッと締まった。
下の写真で右から三人目、うずくまる男は
陸前高田で新聞販売店を営んでいた牟田
(渡辺聡:演)。
現在開催中の春高バレーに、岩手代表として
7年ぶり22回目の出場を果たしたのは高田高校。
平均身長が今大会で最も低いチームだ!
奇跡の一本松のように、しぶとく戦いながら、
初戦で県岐阜商に惜しくも敗れた。
東日本大震災からまる10年。
復興はまだ進んでいないなか、
それでも前を向く無名の人々……。
彼ら彼女らに寄り添った堀江の戯曲が
『北へんろ』である。
どうやら、調布の会館は閉まらないようだ。
気をゆるめることなく、最終調整に臨もう。
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