忘年会シーズンである。
私は今年、まだゼロ……だけど、
少人数呑みの我々と相席
とゆーか、小テーブルを並べたうち、
団体さんが五つ使って10人、
メニューや箸箱を境界にして
こちらが3人てな図になったりする。
店全体の団体率が高いと、
彼らの声は当然大きくなりがちで、
かたや我々は無口になる
何なら、聞く気がなくても
会話が耳にインしちゃうのである。
甲「あの課長が、あの課長がだよ、
ほとんどしゃべんない。
まさに猫が借りたまんまみたいな」
◎筆者註1=〈あの〉は、
指示代名詞と決めつけていたけれど
阿野や安濃などの可能性もある。
◎筆者註2=猫~は、
酔っ払って間違ってしまったか、
意識的に笑いをとるネタかの
どちらか判断しかねる。
乙「やっばMDって凄いんだな」
丙「てことは誰かがMDのお面つけて
会議やったら円滑に回るんじゃん」
乙「そりゃ流石にバレるっしょ」
◎筆者註3=MDは会話から推測すると
マーチャンダイザーを指していた。
話をかいつまむと、普段会議はじめ
仕事全般で発言の多い「あの課長」。
部長の意見もはねつける勢いなのだが、
元MDで、今は親会社の取締役になり、
彼らの会社でも要職にあって
(詳しい役職は解らず)数日前に来社。
その時におとなしかった課長が
肴になっていた。
安いドラマだと、ここで「あの課長」が
登場したりするわけだが……、
現実世界では課長が来ないだろう店を
選択するわけだから、現れない。
(つづく)
二日前に註3の途中まで書いて、
続きを書けずにいたら、
何と今日はクリスマスイヴ
あまり相応しくはないが、
まぁメゲズに投稿します。
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