日曜日、近くの本屋さんに行ったら『パンどろぼう』が
エスカレータの正面にどどーんと。
シリーズ本のみならずグッズがところせまし。
最近インプットができていないと自戒していたけれど、
「第11回リブロ絵本大賞」大賞ほか数々の受賞に加え、
シリーズ累計150万部超の大ヒット作品を
今日の今日まで知らずにいました。…トホホ。
フィギュア、カレンダー、トランプ、帽子、傘、
めがねケース等々、グッズの数がハンパないのに、
どうして今まで知らずにいられたのかが逆に不思議。
こどもがいないからか? いや。
2020年に発売されて以来、こどもから大人まで
虜にしているとのこと。
書店に足を運んではいたが、ついエレベータで
演劇コーナーのある階に直行していたのが仇か。
『パンどろぼう』に触発され、思い出したのは、
小さな商店街にあったパン屋さん。
東日本大地震の際に大手スーパー、コンビニから
食品が消えたとき自転車を漕ぎまくって見つけた
高齢のご夫婦が営む店で焼く食パンに助けられた。
流通が戻ってから足が遠退き、忘れていた。
暫くぶりで、入りくんだ路地に少し迷いながら
辿り着いたそこは倉庫になっていた。
倉庫前の自販機で、パンの代わりに缶コーヒー。
飲みながら足を伸ばしたのは小劇場。
演劇ユニット「ピタパタ」の『痕ーkonー』
(作・演出/今井一隆)を上演した小屋だ。
そこもなくなっていた。
その場で検索。2018年末に閉館とのこと。
刮目せねば いろんなことに。
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