麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

パンどろぼう

2023年03月19日 | 鑑賞

 

日曜日、近くの本屋さんに行ったら『パンどろぼう』が

エスカレータの正面にどどーんと。

シリーズ本のみならずグッズがところせまし。

 

最近インプットができていないと自戒していたけれど、

「第11回リブロ絵本大賞」大賞ほか数々の受賞に加え、

シリーズ累計150万部超の大ヒット作品を

今日の今日まで知らずにいました。…トホホ。

 

フィギュア、カレンダー、トランプ、帽子、傘、

めがねケース等々、グッズの数がハンパないのに、

どうして今まで知らずにいられたのかが逆に不思議。

 

      

 

こどもがいないからか? いや。

2020年に発売されて以来、こどもから大人まで

虜にしているとのこと。

書店に足を運んではいたが、ついエレベータで

演劇コーナーのある階に直行していたのが仇か。

 

 

『パンどろぼう』に触発され、思い出したのは、

小さな商店街にあったパン屋さん。

東日本大地震の際に大手スーパー、コンビニから

食品が消えたとき自転車を漕ぎまくって見つけた

高齢のご夫婦が営む店で焼く食パンに助けられた。

流通が戻ってから足が遠退き、忘れていた。

暫くぶりで、入りくんだ路地に少し迷いながら

辿り着いたそこは倉庫になっていた。

 

倉庫前の自販機で、パンの代わりに缶コーヒー。

飲みながら足を伸ばしたのは小劇場。

演劇ユニット「ピタパタ」の『痕ーkonー』

(作・演出/今井一隆)を上演した小屋だ。

そこもなくなっていた。

その場で検索。2018年末に閉館とのこと。

 

刮目せねば いろんなことに。


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