麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

令和の怪物

2024年12月26日 | スポーツ

64試合で先発のみ64登板

29勝15敗(完投3)

防御率2.10、WHIP0.89。

 

マリーンズにおける4シーズンの

佐々木朗希。

彼のポスティングが完了し、

実質的な交渉も始まったという

ニュースを目にしてから随分経つ。

 

2019年ドラ1で同じく高校から

バファローズ入りした宮城大弥

(興南/左、背番号13)は

92試合42勝26敗、防御率2.51。

と、比較しても詮無いことだし……

 

奥川恭伸(星稜〜ドラ1〜ヤクルト18)

西純矢(創志学園〜ドラ1〜阪神15)

がともに12勝7敗、

及川雅貴(横浜〜ドラ3〜阪神37)は

5勝4敗。

「高校BIG4」と称された他の3人より

半歩前ではあるにしても……。

(出身校〜ドラフト順位〜

所属チーム背番号)

 

 

やはりまず思うのは、

NPBで年間稼働できていないのに

日本より過酷なメジャーで果たして

……との多くの声に同感だ。

さらに言えば、その声は必ず

「ポテンシャルは認めるが」

と保険をかける。

こちらに関してはあえて保留。

 

そんな素人の雑感はどーでもよくて

年明け15日から23日で、

さて何処に決まるのか。

 

実を言うとローキよりジョージが

個人的には気掛かりだ。

 

史上最年少で完全試合を達成した

岩手出身の192cmと同姓の俊輔は、

23年、巨人から3位指名された。

背番号は44。

ルーキーイヤーの今季開幕戦、

1番センターで東京ドームに見参すると

2打席目にプロ初安打、次打席に初打点。

 

前半戦はスタメンで活躍するも失速し、

出場59試合、打率231、本塁打0、

打点6、盗塁2で24シーズンを終えた。

 

球歴は帝京高から東洋大を経て

日立製作所。大学時代は主将を務めた。

ニックネームのジョージは、

「おさるのジョージ」に由来する。

 

朗希より2歳上だが、

誕生日は朗希が3日早い。

背の高さは18cmも違う。

わたしはアンチGなのだが、

ジョージだけは応援している。

 

ほかにも佐々木はベイに千隼

(ちはや)。

20年からの4季、朗希とロッテで

同じ釜の飯を食らった背番号11は

16年のドラフト1位。

都立高卒、初の快挙だった。

初快挙はまだあって、

日野高から進んだ桜美林大卒業時、

学園最高栄誉賞「清水安三賞」の

最初の受賞者である。

 

23年オフ、現役ドラフトで横浜へ。

(背番号41)

28試合6ホールド1セーブ、

防御率1.95で下剋上の一翼を担った。

 

・・・ささきが、いやハナシが

どんどん離れて行くので。

一度マウンドを降りよう。

 

コメント
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