タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

弁当は忘れても

2019年06月08日 | 日々雑感
野暮用があってタカカノの実家に行きましたが、その前に、、、

実家を素通りして、広島・島根県境の町赤名にある道の駅に直行しました。

赤名といってもお分かりにならないかも分かりませんが、昔から陰陽をむすぶ交通の要衝で、マイカー時代以前は定期バスもここで休憩時間をとっていたように記憶しています。

その時間を利用して近くの店で蕎麦を食べたような思い出がありますが、、、あれは定期便だったのか、貸切バスだったのか、記憶があいまいになっています。

今は松江道が開通して国道54号線を走る車は少なくなったようですが、私たち広島人には色々な思い出がある県境の町なのです。

その赤名に行ったのはタカ長なりの思いがあったです。

    

しかし、現地の道の駅に着いたらご覧の天気、雨でした。

昨日の雨は去って、天気は回復していたので、何も考えないで行ったのですが、、、、

そういえば、ここは「弁当は忘れても傘は忘れるな」といわれている所なのです。

タカ長の思いというのは、目の前に見える衣掛山(631m)に登ること、頂上まで行く時間がなければ途中まででいいのですが、とにかく衣掛山の山道を少しだけでも歩いてみたかったのです。

いつの日か仲間たちと登るための下見、という思いもあったのです。

しかし、雨だったので山登りはあっさりと諦めて、近くの赤穴(あかな)八幡宮に行きました。

    

この赤穴八幡宮の社殿が創建されたのが770年と書かれているように、この神社は歴史のある神社なのです。

といっても、不勉強なタカ長はうまくまとめることができません。

余談ですが、その神社の宮司さんと親しい人が見つかったので、機会があれば後日その宮司さんから色々なお話を聞きたいと思っています。

   

   

   

雨の中、傘も差さないで参拝、といってもこのような写真を何枚か撮っただけです。

緑の深い、なかなか雰囲気の良い神社でした。という程度のことしか書くことが出来ないのは残念ですが、不勉強なので仕方ありません。 

   

その神社の前に見える衣掛山は赤穴瀬戸山城あととして有名で、その山城は14世紀に築かれました。

戦国時代には尼子軍側の赤穴氏と毛利元就が戦った古戦場でもあります。

衣掛山には今もそのころの石垣などが保存されている、と言うことなので、そのあたりまで登ってみたかったのですが、あの雨では仕方ありません。

   

衣掛山の登山口になる赤名小学校まで車で行き、学校のそばに登山口の標識があるのを確認してから引き返しました。

このあたりは三瓶山などの登山とか、宍道湖方面の観光や探鳥に行くための通過地点だったので、ゆっくりと見たことがないのです。

今日の下見が下見だけで終わったのでは面白くないので、今年の秋にでも赤穴八幡宮や衣掛山の山城をどなたかに説明してもらいながら歩く機会をつくりたいと考えているところです。