タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ブナの山ですが、、、

2019年06月12日 | 山歩きから
昨11日の登山は臥竜山でした。広島人にはなじみの山です。そして、、

バードウォッチャーにも大切な山です。その山に行きました。

天気予報は晴れ、隣にある深入山の予報はAマークがずらり、終日、登山には最適な日のはずでした。

しかし、現地に着くと空には厚い雲。雨具を着るか着ないか、迷うような天気でした。

    

当日の軌跡です。車が2台だったので別々に置きました。これが正解でした。

というように、昨日は想定外の天気でした。山の天気は分からない、と言ってしまえばそれまでですが、、、、、、。

    

霧雨模様だったので、森に入れば雨はかからないと思い、とりあえず雨具は着ないで出発しました。

今日のコースは終始森の中を歩くコースなのです。しかし、青葉を打つ雨の音が聞こえてくるようになったので、稜線に出る前に雨対策をしました。

皆さんがいいピッチで登るので、いつものようにタカ長は最後尾をのそりのそりと歩くことになります。

    

それでも前回より早く歩きました。というか、今日のメンバーは歩くのが速いので自然にそうなったようです。

タカ長は心拍数を上げないように歩いているので、あるスピード以上は上げません。そのためいつも置いてゆかれます。

    

そして、、皆さんに遅れて山頂に到着です。

この臥竜山はブナの森が見どころの山ですが、山頂までほとんど写真を撮っていません。

雨の影響もありますが、本当は名前の知らない虫が多くて、多くて、多くて、、、、、

虫対策をしていなかったので、時には目をつぶって歩きたいくらい、写真どころではありません。

山頂に先着した仲間はマムシに迎えられた、と言い、、、、、

山頂も虫が多かったので、里山キング申請用の写真を撮っただけで早々に下山を始めました。

途中、雪霊水のところで昼食。仲間が持っていたハッカ油をスプレーするといくらかは楽になりましたが、虫にまとわりつかれる状態は変わりません。

    

    

この下りもブナの森ですが、ほとんど写真は撮れませんでした。

しかし、この大木のところだけは無理してでも、と言う感じでシャッターを押しました。

カメラの前も虫が飛んでいるので、画像に写るのをみこして、下の写真は数枚撮りましたが、不思議なこと(?)に画像には虫影はありませんでした。

何で虫が写っていないのか、不思議な気持ちです。

    

山を下りても雨模様。それでもワラビを採ることは忘れません。

登山道を離れたところにレンゲツツジが咲いていました。このあたりはのんびりするにはいいところですが、この天気では歩くだけです。

    

登山口(下山口)に近いところに置いた車でスタート地点に帰りました。

距離にすればわずかですが、このような天気の日にアスファルト道を歩くのは歓迎できません。

下山後の雨を心配して車をここに置いたのは正解だったようですね。

忘れそうになりましたが、この臥竜山は「鳥の山」としても有名なのです。この時期は多くの夏鳥もいるはずですが、、、、

昨日はとても寂しい状態でした。お目当てのアカショウビンは、遠い鳴き声を3回聞いただけです。

他は推して知るべし、鳥の面では「特記事項なし」です。