タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

0905韓国探鳥旅行~12

2009年06月16日 | タカの渡り観察
学校の上の道から、、、

 ポンプ場のところが三叉路になっており、左に入ると学校の上に出ます。ここには発電所があって島内の電気をまかなっているようです。発電所と言っても重油かなにかでタービンを回して発電しているのでしょうか、いつ通りかかってもモーターが回るような音がしていました。発電所にポンプ場、いずれも小さなものですが、ここで島内のライフラインを確保しているようです。



 ここも舗装道路です。電動車いすでも通行可能です。



 この道路から学校を見下ろしたところです。校庭の向こうに展望台に上がるメイン道路があります。



 この道路から鳥を探します。何が現れるかはその時の運です。



 ここではこのような鳥が珍しくタカ長カメラの射程内で動き回ってくれました。この木の上に出たり入ったり、忙しく動き回るのを根気よく追い続けて撮影しました。



 鳥を撮影するためにオチョンドに行った訳ではありませんが、しかし、射程距離に来てくれるとシャッターを押したくなるのは当然のことなのでしょう。



 この道でも多くの珍鳥が出たことは鳥合わせの時に知りましたが、私にその眼がないためか、これと言った印象がないのが残念です。


0905韓国探鳥旅行~11

2009年06月15日 | 韓国情報
アカガシラサギは珍鳥ですか?

 ポンプ場の上は貯水池になっています。小さな池ですが、水位も落ちて申し訳程度の水がたまっていました。その水辺や干上がった床の部分にいる鳥を観察します。



 ここではオシドリ、アマサギ、アカガシラサギ、マミジロタヒバリなど見ましたが、マミジロタヒバリなどはスコープの世界で、タカ長カメラでは手も足も出ませんでした。



 何とかアカガシラサギだけはこの程度撮れました。これでもトリミングしています。



 ここでもソンヒョン君の写真を借用します。同じ所で撮影されたものではありませんが、しかし、撮る人が撮ると一味違いますね。





 別の日の撮影ですが、飛んでいるところを何とかとらえることが出来ました。天気が良くないので色が出ていないのは残念ですが、タカ長としては良く撮ったほうです。



 撮る人が撮るとこのようになります。翼下面の白が印象的な鳥なのですね。

 ヤンジ食堂からここまでの道が北側の探鳥ルートになります。これから上は鳥の密度が落ちるので、最初に紹介した1回だけ上がっただけです。

 このメイン通りの左側にも道があるので、その道を歩いてオチョンド銀座に下りていくことも可能です。いずれにしてもこの小さな範囲が北側の探鳥エリアになります。

 メイン通りから左に入る道と言えばまずこれです。交番と学校の間の道です。



 この時期菜の花が満開で、その菜の花の中をアトリの群が飛び回っていました。もう少し長いレンズを持っていたら菜の花の中のアトリ、風景の中の一枚を撮ることが出来たはずです。タカ長カメラの守備範囲をはずれる被写体であることは分かっていますが、チョッとだけ残念な思いをしたことも事実です。

 この中にゴミみたいに3~4羽写っているのがアトリですが、いくら何でもこれでは「風景の中の一枚」とも言えませんね。

 この通りでもたくさんの鳥を見ることが出来ました。




アジサイとカキツバタ

2009年06月14日 | 日々雑感
チョッとしたいたずらをしてみました

 今日のサンデー、更新三連発の大サービスです。

 タカ長のコンデジ、故障したのかマクロ撮影が出来なくなりました。そこでチョッといたずら心を起こして、カメラの前にツァイスのルーペを置いて、ルーペ越しに撮影してみました。アタッチメントも何もなし、カメラもルーペも手持ちですからピントを合わせるのに苦労しました。しかし、そこはデジカメです。数を撮れば何とかなるのもありました。コンデジで撮ったマクロの世界です。



 6月と言えばアジサイ。普通に撮ればこのようなものですが、、、、、



 マクロで撮るとこのようになりました。被写体の汚れを撮っておけば良かった、と出来上がった写真を見て思いました。



 お話したようにカメラもルーペも手持ち、その上アジサイが風に揺れてシャープな画像になりませんでしたが、カメラだけでも三脚にセットしていればそれらしい写真になったかも分かりません。

次はカキツバタの写真を6枚紹介します。













 たまには裏山歩きを休んで他の事をしないと、、、、、

 でもこのお遊び、裏山でも使えそうですね。

0905韓国探鳥旅行~10

2009年06月14日 | 韓国情報
ポンプ場も良いポイントですが、、、、、

 昨日紹介した写真の一番上のものを撮った場所、カメラ位置の左にポンプ場があります。ここもよいポイントには違いないのですが、当然のことですが自由に出入りできません。そのためタカ長カメラではショット厳しいのです。



 キタツメナガセキレイだと思われます。しかし、この距離では、、、、、



 運が良くてこの距離、これでも写真にはなりません。バックに素晴らしい風景が広がっていれば何とかなる距離ですが、コンクリートの構造物ではどうにもなりません。



 これはムジセッカで間違いないはずです。ムジセッカの「ムジ」は漢字で「無地」であることが、今回現物を何度も見て納得しました。

 先のムシクイについては何も言わないことにします。タカ長には難しいのです。ご存知のようにムシクイは「仙台」ばかりでなく「蝦夷」も居れば「樺太」も居ます。おまけに「キマユ」とか「メボソ」などと体から名づけたらしいものも居てタカ長にはお手上げなのです。そのため沈黙は金、秘すれば花と言うことにしておきます。



 上と同じ場所で撮影されたものだと思いますが、機材だけ持って行けば写真は撮ることが出来る、と言うことなのです。

 オチョンドまで機材を持ち込むことが出来ればあとは楽勝です。オチョンドは写真の人も楽しむことができる探鳥地なのです。


0905韓国探鳥旅行~9

2009年06月14日 | 韓国情報
2008年5月の調査結果紹介

 今日のタカ長、都合でいつものように山に行けないので朝からブログの更新をしています。

 今日は気分を変えて2008年5月のキム・ソンヒョン研究員の調査結果を紹介します。この結果をどのようにご覧になるかは皆さまの自由ですが、何度か紹介しているように調査区域はとても狭いのです。タカ長宅の庭より少し広いだけ、と言ったら冗談になりますが、簡単に歩いてゆける範囲であることを頭においてご覧下さい。





 タカ長のパソコン操作(画像縮小)が悪くて、表の大きさが不ぞろいになったり、画面に雑音が入ったりしていますが、何とか読むことは可能ですね?

 61種と、先日の「インターナショナル鳥合わせ」のときに紹介した数に比べて少ないようですが、これは人の目の数が影響していると思われます。

 昨年の5月が鳥が少なかったわけではないと私は勝手に判断しています。


0905韓国探鳥旅行~8

2009年06月13日 | 韓国情報
畑の中の珍鳥たち



 学校を過ぎて振り返ったところです。右側の木立の右に校庭が写っています。その校庭を通って畑のそばに行くことが出来ます。



 この人たちは校庭から畑のそばに入って行ったようです。畑を荒らしているわけではありません。ここで鳥を待つか、上の写真の道路で待つか、、、、、いずれにしてもこの小さな畑が重要なポイントであることには間違いありません。




 キタツメナガセキレイです。この鳥は人を恐れないのでしょうか。私たちの存在をまったく無視している様子で、畑の中を歩き回っていました。作物の陰から人を見るのなら良いのですが、、、、




 タカ長カメラの射程距離に入って動き回ったり、もっと近づいてきて畑のそばに設置されている低いネットのそばまで来たりしていました。近づきすぎるとネットが邪魔になって写真は撮れないのです。



 コホオアカもいました。このホオアカ、何となくヘアー(?)が乱れているようですね。海を渡ってきたばかりでヘアーのことなどかまっていられない、と言うように見えます。



 コホオアカはこうでないといけません。確かにソンヒョン君は写真を撮るウデもしっかりしていますし、使っている機材もタカ長カメラの比ではありません。しかし、この写真が良いのはそればかりではないようです。

 ヘアーの乱れも直して、、、、モデルさんの身だしなみも良いのです。

 後日また紹介しますが、この2枚の写真を見るだけで小鳥たちが海を渡るのは大変な重労働だと言うことが分かるような気がするのですが、、、、、いかがでしょうか?



岳山に登る

2009年06月12日 | タカの渡り観察
今日は何と言ってもこれです。

 広島市安佐北区久地の岳山(521.5m)に登りました。登山口から1時間程度で頂上に着ける、ある面平凡な山です。しかし、、、、、、



 山麓には1000年杉があります。これは必見です。



 「久地の千年杉」 幹周広島県下第三位の巨木です。その大きさには圧倒されます。



 このような巨木が今日まで残されてきたのが不思議に思えます。ご覧のように単幹ではないので、用材としては価値が低かったのでしょうか?それにしても、それにしても巨木が今日まで残されて来たことが不思議な気がして、感動さえ覚えます。

 この岳山や1000年杉を管理されているのは「久地南岳山の会」で、下山したときに偶然登山口で会長さんにお会いしました。

 この巨木のそばまで行くことが出来るのは有難いことですが、このまま自由に人が出入りしていては千年杉の根を傷めることになるのではないか、と言う心配があります。

 そのことを会長さんに話したら対策を講じる準備をされているとか、千年を生きてきた杉が私たちの代で枯れることのないように対策には万全を期してもらいたいものです。

 岳山は中世(室町時代)の山城址で、芸藩通史には「多計山城を武田弾正が拠守」と言う記述があるそうです。

 1000年杉と歴史の山、岳山に登ってみられてはいかがですか?


チョッとおまけです

 昨日のブログでは畑の中の、ゴマ粒ほどのノゴマを紹介しました。タカ長もあれよりは少し大写しの写真を撮ってはいるのですが、いずれにしても私の写真は鑑賞には耐えないのでこの写真を紹介します。



 喉の赤、写真で見るとこれだけですが、現場で見るとこの何倍も鮮やかな赤に見えます。行くところに行けば(例えば夏の北海道)特別珍しい鳥ではありませんが、しかし、あの喉の赤は鮮烈ですね。

0905韓国探鳥旅行~7

2009年06月11日 | 韓国情報
そこらに鳥がゴロゴロと???

 オチョンド銀座のはずれに交番があります。日本とは感じが違いますが、お巡りさんの姿を見たこともあるので、勝手にそのように判断しているわけです。

 その庭を覗いたら、、、、



 トラツグミがゴソゴソ。どぶ川の中のトラツグミよりは絵になるはずです。

 その交番のところは三叉路になっていて直進すると学校。「オチョンド小中学校」と言う看板と幼稚園の看板が掛かっています。その学校の校庭の木にもたくさんの鳥を見ることが出来ます。

 学校を過ぎると畑。



 チョッと意地の悪い写真ですが、この中に鳥が2羽います。1羽はノゴマです。



 畑の中にはこのような木もあり野鳥たちの途まり場になります。この鳥はルリビタキ。

 小さな畑ですからカメラマンも路上から写すことができます。無神経に畑を荒らしている人は目にしませんでした。本格的な写真を撮る人は望遠レンズを持っていますからその必要がないのでしょう。もちろんマナーを心得ている人たちであるから、と言うことも重要なことですが、、、、。

 小さな畑の前で待っているだけで多くの野鳥写真が撮れそうなのがオチョンドです。

今日も裏山歩きです

2009年06月11日 | 山歩きから
山上の池も水位が下がっています

 裏山の「蛇の池」の水位が下がっています。昨日は雨でしたが、この程度の雨では焼け石に水、水位の回復にはならないようです。



 チョッと見れば異常ないようですが、対岸に人が立っているところも本当は水の中なのです。



 干上がったところには石が転がっていました。もちろんここも水の中、のはずですが、、、、



 このスイレンはどうなるのでしょうか?まさかこのまま水位が下がり続けることはないとは思いますが、これからの梅雨に雨が少ないと本当に夏が心配になります。

節水に努めるようにしましょう。


0905韓国探鳥旅行~6

2009年06月10日 | 韓国情報
展望台から、、、、、

 雨になりました。別にすることが無いわけではありませんが、今日は朝からゆっくりとブログの更新をすることにしました。チョッとだけ写真を多くして、心ばかりのサービスです。

 昨日はオチョンドのどぶ川を紹介しましたので、今日はきれいな風景を紹介することにします。オチョンド全体がどぶ川状態ではないのですから、、、、、。



 オチョンドの港から見たオチョンドの町とその背後の探鳥地です。グーグル画像で紹介した、港から北の部分です。



 望遠で引き寄せると山頂近くに白い建造物が見えます。あそこが展望台です。



 展望台から町を見下ろすとこのようになります。展望台の標高は約100m、360度の展望が楽しめるわけではありません。それらしい展望が得られるのは東側だけ、と言っても良さそうです。画面中央に防波堤が見えていますが、ここからあの防波堤までがオチョンドの探鳥地です。ご覧のように小さな島の、そのまたごく限られた範囲で鳥を見ていることになります。



 その東側に見えるウエヨンドです。オチョンドとは違って多くの島があるようなので私には詳しく説明できません。この島も鳥が多いところで、「日本の野鳥590」を執筆された大西敏一さんらが4月下旬から5月3日まで滞在されています。この写真は5月1日に撮影したので、あの島のどこかに日本人チームが滞在していることになります。



 この展望台には1回だけ登りました。目の前はこのような潅木が繁っているだけで、風景的には特別説明するものはありません。ここでのんびりと鳥を待つだけです。

ここでもたくさんの鳥を見ることが出来ましたが、山野の鳥がチョコチョコ飛びまわるのでなかなかゆっくりと観察させてくれません。皆が同じ鳥を見ているとは限らないので話がちぐはぐになったりして、そのため頭が混乱したり、、、、、、。




 それでも鳥を楽しむことは出来ました。記録によるとカラフトムシクイとかキマユムシクイの名前があるのですが、もちろんタカ長に識別できるわけではありません。ソンヒョン君の後輩たちに教えられてメモしただけです。小鳥類の識別は難しいのに、ましてムシクイ類となるとまったくお手上げ状態のタカ長です。



 この写真はタカ長カメラで撮影したものですが、何を撮ったのか自信がなくなったので名前は書かないことにします。要は小鳥たちに囲まれて心豊かな時間を過すだけで満足なのですから、、、、。



 ここに上がる途中の水源地から上は鳥の密度が薄く、ここまで上がってくる人は少ないようです。タカ長はこの途中でシマゴマを見ました。と言いたいのですが、本当は例によってソンヒョン君の後輩たちに見せてもらっただけです。道の左側のブッシュの中を動き回っているシマゴマの胸の模様も確認出来ましたが、その時は全員が見ることは出来なかったようです。私にとってはニューバード、ラッキーだったのでしょう。

  このようにしてオチョンドでの探鳥生活が始まりました。