★朝鮮。
なぜ、ソウルの景福宮の傍にあった荘厳な朝鮮総督府が破壊、解体されてしまったのか。記憶では1995年頃に金泳三が、温存派を押し切って破壊命令を出した。
個人的には何度かその建物を見学したことがあるが、市民の憩いの場であり、歴史的建築物として知的な雰囲気を醸し出している場所だった。
しかし、そこを朝鮮総督府と知る人は少なく、当時は韓国の国立博物館であったのだから、韓国人というのは歴史を大切にしないんだな。
そして日本の宮内庁が保管している朝鮮ナントカという図書は写本であって、原本は韓国が保管していたはずだが、それも戦後、韓国人が紛失してしまった。
英国の大英博物館は世界中から文化財を返却せよと迫られても、英国人は返そうともしない。フランスも韓国からの文化財返還要求をニベもなく断っている。
日本人もそういう自信と気概を持ったらどうか。
★菅直人。
集めた1年生議員に、それぞれ菅直人の本をプレゼントした。
その表紙を開けると、贈られた議員の氏名と菅のサインが筆で書かれていた。
つまり露骨な買収、といっても価値はない。
日本の国旗国歌に反対し、国歌を歌うことを拒否する「ろくでもない輩」、そして日本と日本人を辱しめた日本の総理。
一方、株は今年の最安値になり、円高はそのままだ。その間、長い夏休みを取って、9月末まで仕事をしようとしない菅直人。
この怠け者を官邸から叩き出せ。
★8月22日に発表された日本テレビの世論調査。
自民党の山本一太が嘆いた。
なぜなら、菅内閣の支持率が42.8%に上昇、不支持率が39.3%に下降して、支持が不支持を上回ったこと。
そして、「最も首相にふさわしいのは?」では、菅直人の18ポイントに対して、谷垣禎一が1.2ポイントしか獲得していないこと。
これらの調査に、山本一太はため息を漏らした。この差は一体、何だろう?
山本は言う、谷垣総裁の政治家としての実績は申し分ない。 明確な政治哲学もある、政策にも詳しい、イメージもクリーンだし、人柄も誠実そのものだ。
しかし、なぜ?
★本ページの見解は次の通り、
政治家としての実績? 一般国民から見れば、何をやって来たのか分からない。つまり影が薄い。
ところが、谷垣に少し焦点を合わせると次のことが分かる。金融再生委員長の際には、大蔵大臣の宮沢と組んで、長銀(今の新生銀行)に8兆円の税金を注ぎ込みながら、たった10億円で米国のハゲタカファンドの旧リップルウッドにくれてやった。しかも瑕疵担保責任付きで。
この瑕疵担保というのは、平たく言えば、長銀の不良債権が新たに見つかれば日本政府が無条件に買い戻すという特約付きだった。だからリップルウッドは何のリスクも冒さずに、かつての超名門銀行をタダ同然で手に入れたのだ。
その時の実務責任者が谷垣禎一。
政治哲学?
その哲学が見えない。国家ビジョンが全く見えない。ただ消費税を10%上げるという。それでは駄目だな。小学生でも言える。
例えば、イギリスの食料品の消費税は原則タダ。医療費も原則タダ。
それを日本としてどのように評価するのか説明してくれ。
★谷垣のイメージがクリーン?
ハニー谷垣と呼ばれるように、中国の美人スパイのハニートラップに引っかかったのではないのか。スクープした週刊文春と裁判沙汰まで起こし、谷垣が勝訴したのだが。
「谷垣禎一・財務大臣、中国人女性・買春疑惑」 と題した、2005年12月1日発売の週刊文春によると、宿泊ホテルの「西苑飯店」のディスコで、中国美人女性に声をかけられた。そして谷垣は自分の部屋に女性を連れ込んだという。入室から1時間たって、女性が部屋を出た後、何と中国公安部が谷垣の部屋をノックした。公安は谷垣を別室へ連れて行き、部屋で女性と何をしていたか、取り調べを行ったという。
娼婦を部屋に連れ込んで関係を持つことは売春法違反で犯罪になる。事件が起きたのは1988年4月、谷垣禎一が北京で開かれた「第4回、日中民間人会議」に出席した時のことであった。谷垣は43歳。文春は、日本側の参加者30余名を含め、中国でも取材をした。それに対して谷垣は全面的に買春を否定した。文春の切り札は、日本の警察庁が作成した中国当局の買春リストに谷垣禎一の名前が記載された資料を入手していた。それに対して谷垣は、週刊文春の記事は名誉毀損だとして裁判を起こした。その訴訟内容は、親会社の文藝春秋に2200万円の賠償を求めた裁判だったが、結果的に裁判所は文春に330万円の支払いを命じた。判決は 「買春リストの入手経緯が明らかでなく、警察庁が作成したとは認められない」とリストを認定せず、「中国の公安当局による事情聴取は存在しなかった」と判断した。文春はこの判決に対して「ニュースソースの秘匿という報道機関の責任を逆手に取る判決で、司法の現状に暗たんたる気持ち」と、論評した。
中国の外国要人に対するハニートラップ、つまり美人女性をVIPに接近させ、セックス行為の証拠をネタに恫喝し、中国に従わせることは、中国の常套手段だ。
この種のトラップは欧米人を含めて世界のVIPに中国は仕掛けている。中国の下半身スキャンダルを使ってのスパイ工作は、銀座、赤坂の裏社会では公然と囁かれている。菅直人の赤坂、韓国クラブはどうだったのか。
その隠し子恫喝で、菅談話を言わされたのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)